中国の社会

利用者急増-シェア自転車

最近、急速に公共自転車に取って代わりつつあるのがシェア自転車です。

実は既に2007年に国外から導入されていたシステムなのですが、スマートフォンの急速な普及とアプリ開発の競争に伴って若い世代を中心に利用者が急増しています。

シェア自転車とは?

シェア自転車のシステム

共享单车」(gòngxiǎng dānchē シェア自転車)は公共自転車と同じくレンタル自転車ですが、そのシステムが異なります。

まず、これまで公共自転車を利用するために必要だった交通カードの発行という手間がいりません。市内の特定の場所に公共自転車を設置する特設駐輪場も不要です。

もちろん、一台ごとの固定ロックシステムやカード読み取りセンサーの設置、駐輪場専用の防犯カメラの必要もありません。

公共自転車の設備を整えるためのコストが抑えられるので、各地方の政府も積極的に後押ししているようです。

アプリで快適利用

 

サービスを提供する側に必要なのはシェア自転車とそれを利用するスマートフォン用アプリです。

この事業に参画しているアプリ開発企業は既に三十を超えると言われますが、その中でも早くから参画した「OFO」と「摩拜」(móbài)が優勢を占めています。

シェア自転車の車両台数が最も多いのが「摩拜」で、市場の60%を占める450万台以上もあります。

利用者も急増中

利用者はわずか一年足らずで1900万人から5000万人へと増加しており、男性利用者が全体の54.2%を占めています。

利用率が最も高いのは25-35歳の世代で、次いで25歳以下の世代となっています。使用頻度は週に3-4回という利用者が最も多いようです。

シェア自転車に乗ってみよう!

利用者はスマートフォンに専用アプリをダウンロードします。アプリを利用するには「身份证」(shēnfēn zhèng 身分証)と実名で登録しなくてはなりません。

また初めて使う際は「押金」(yājīn 保証金)として300元ほどが必要です。

シェア自転車にはGPS機能とSIMカードが内蔵されているので、アプリの地図からどの車両が町のどこに停められているかがわかるようになっています。

利用者は自分が今いる場所に一番近いシェア自転車を探して予約します。一般的に予約しておくことのできる時間は15分です。

シェア自転車を見つけたらアプリからロックを解除し、利用スタートです。そして目的地に着けば、そこにシェア自転車を停めて返却完了です。

Qíxíng jiéshù hòu,yònghù kěyǐ zài rènhé dìfang huán chē,

骑 行 结束 后,用户 可以 在 任何 地方 还 车,

gōngsī lóu xià、dìtiě zhàn páng、shāngchǎng mén qián děng,

公司 楼 下、地铁 站 旁、商场 门 前 等,

tíngfàng zài lù biān zé xūyào tíngfàng zàihuàdìng de gōnggòng tíng chē qūyù nèi,

停放 在 路 边 则 需要 停放 在 划定 的 公共 停 车区域 内,

dāngrán,gòngxiǎng dānchē de tíngfàng yào yǐ bù yǐngxiǎng tārén hé shèhuì zhìxù wéi qiántí。

当然,共享 单车 的 停放 要 以不 影响 他人和 社会 秩序 为 前提。

Yònghù hái kěyǐ zàishǒujī Appzhōng kàn dào zìjǐ de qí xíng lùxiàn hé gōnglǐ shù,

用户 还 可以 在 手机 App 中 看 到 自己的骑 行 路线和 公里 数,

shènzhì zìdòng jìsuàn chū xiāohào de rèliànghé jiéyuē de tàn pái liàng。

甚至 自动 计算 出 消耗 的热 量 和 节约 的 碳 排 量。

乗り終えた後、利用者は会社のビルの下、地下鉄の駅のそば、商業施設の玄関先など、どこであれシェア自転車を返却できます。

路上に止めてもよいですが公共の定められた駐輪区域内に停めなくてはなりません。

もちろんシェア自転車の駐輪は他の人や社会の秩序に影響しないことが前提です。

利用者はまたスマートフォンのアプリから自分がシェア自転車で移動したルートや距離を見る事ができます。

さらに、消耗したカロリーや節約した二酸化炭素排出量までも自動計算できるようになっています。

アプリには支払いの機能もあります。乗った時間の分だけの金額が登録してあるネットバンキングから引き落とされる仕組みです。

利用料金は1時間ごとにカウントする場合と、30分ごとにカウントする場合の二種類が主な方法のようです。

1時間利用するごとに1元だったり、30分ごとに1元だったりと運営会社により料金の規定は異なりますが、いずれにしても設定価格は非常に安価です。

またアプリ利用者に「红包」(hóngbāo)と呼ばれるキャッシュバックなどの特典を付ける運営会社もあり、利用者の獲得競争に拍車をかけています。

これまでの公共自転車より華やかな色合いの目立つシェア自転車ですが、色合いだけでなく様々な利点もあるようですね。ぜひ一度試してみてください。

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