友達と中国語で話そう

中国で誘われる

以前話題にした「让」ですが、他人に何かをやらせる使役の用法のほかに受身の用法もあります。
受身と言えば国語文法の助動詞「れる」「られる」とか、英文法の能動態と受動態などいろいろと苦労させられた思い出が蘇りますね。

「让」+人+動詞で使役表現

決まった文章のパターンですから難しくはありませんが、使い方にはちょっと注意が必要です

「让」+人+動詞で使役表現というのは以前やりましたね。

    ràng tā zhǔn bèi yǎn shì yòng de zī liào
    让他准备演示用的资料。
彼にプレゼンテーション用の資料を作らせます。

受身の意味で「让」+人+動詞

一方、同じく「让」+人+動詞でも次のような場合は受身の意味となります。

    gōng zuò yì zhí chū cuò ràng shàng sī mà le
    工作一直出错让上司骂了。
仕事のミスが続いて上司に叱られました。

受身を示す言葉「被」

本来受身を示す言葉は下の文のように漢文でもおなじみの「被」なのですが、口語では「让」や「叫」を「被」の代わりに使うことも多いようです。

    zhēn de bèi nà ge rén piàn le
    真的被那个人骗了。
あの人にはすっかり騙されてしまった。

今では良いことや悪いことに関係なく使われる「被」

「被」は日本語では「被害」や「被災」のようにあまり良い事柄に使われません
中国語でも本来はそいうニュアンスだったようですが、今では良いことや悪いことに関係なく使われるみたいですね。

 bèi gào zhī xū yào qù zhōng guó chū chā
 被告知需要去中国出差。
  (中国出張を命じられました。

否定する場合「被」の前に「没有」/疑問文は文頭に「有没有」

否定する場合は「被」の前に「没有」をつけます。疑問文は文頭に「有没有」をつけます。

   wǒ méi yǒu bèi fù mǔ dǎ guò

   我没有被父母打过。

私は両親に叩かれたことはありません。

   yǒu méi yǒu bèi nà ge rén yuē le rù huì
   有没有被那个人约了入会?
あの人に入会を誘われたのですか?

使役の用語である「让」や「叫」では省略されない

「誰に」という行為の主体は省略されることもありますね。

ただし、元々使役の用語である「让」や「叫」では省略されることはありません

 dàn gāo bèi chī diào le
  蛋糕被吃掉了。
 (ケーキは食べられちゃいました。

「被」をつけたら英語の能動態のようにできるというわけではない

ところで、英語を習った時に能動態の文を受動態に直す練習をやりましたね。
「彼がこの手紙を書きました」は「この手紙は彼によって書かれました」という具合です。
でも、受動態を日本語に訳すときは「この手紙は彼が書いたものです」と言った方が自然ですね。
中国語も、どんな文章でも「被」をつけたら英語の能動態のようにできるというわけではありません

 tā xiě le zhè fēng xìn
 他写了这封信。
彼がこの手紙を書きました。

   zhè fēng xìn shì tā xiě de
   这封信是他写的。
この手紙は彼が書いたものです。

このように主語を手紙に変えた場合は、日本語と同じような表現になりますね。次の文なども同様です。

   bì shè de zhǔ yào shāng pǐn shì zài shàng hǎi gōng chǎng zuò de
   敝社的主要商品是在上海工厂作的。
我が社の主力商品は、主に上海工場で作られます。

また、日本語としては受身表現でも以下のように中国語の時は違うケースもあります。

 mào zi gěi fēng chuī zǒu le
   帽子给风吹走了。
帽子が風に飛ばされました。

 nà ge lǎo shī shòu dào dà jiā de zūn jìng
 那个老师受到大家的尊敬。
あの先生は皆から尊敬されています。

このように、日本語では受身表現でも、中国語にすると「被~」とは言わないケースは沢山あります。
概ね「让」、「叫」、「给」、「受」、「遭 (zāo)」などの場合です。
思い浮かんだ日本語の受身表現をすべて「被~」の形で中国語にすると、相手には違和感を与える可能性がありますね。
中国語や日本語は英語などと違って会話で受身の文を使うことは多くありませんから、パターンを覚えてしまって上手く使いこなしましょう。

今回の中国語での表現は、覚えられましたか?(中国語を150%活用するために)

口に出して何度も読んでみるとしっかり覚えられますよ。

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