中国の社会

中国の格差:安すぎる、中国のお給料事情

経済大国第二位の中国は平均月収がどのくらいなのでしょうか。

多くの人は中国の賃金はとても少ないという事を聞いたことがあるかもしれません。しかし、最近は少しずつ変化があるのも事実です。少し調べてみましょう。

上海の平均月収

上海は世界的にも有名な金融都市です。上海に足を運んだことのある人は分かると思いますが、町全体がとてもきれいで中国全体でも裕福な都市と言えるでしょう。

その上海の平均月収は8,000元です。今のレートは16元ですので計算すると平均月収は日本円で128,000円になります。

日本の初任給でも、手取りはもっともらえるので、中国の給料(工资 gōngzī)が少ないという事が分かります。

中国の格差問題

中国全体の平均月収を出したくても出せないという問題があります。中国は月収の差がありすぎるため一曲単にはできないのが事実です。

例えば住む場所でもかなり月収は変わってきます。上海(shànghǎi)や北京(Běijīng)、また広州(guǎngzhōu)などは金融都市で月収も比較的良いですが、山西省(shānxīshěng)などの内陸では非常に低い賃金です。

山西省では3,000元(48,000円)もらえれば良いほうです。

中国の田舎は本当の田舎

日本では田舎(农村 nóngcūn)に住んでいれば、都会程は賃金が高くないでしょう。

しかし、家は持ち家で食費にお金がかからない場合が多いのではないでしょうか。その分都会に住んでいる人よりも裕福な暮らしができる、と言えることもあります。

しかし、中国の田舎の場合、そうはいきません。賃金が低すぎてお金に余裕がありません。一か月1,000元(16000円)ももらえるところはないでしょう。

何時間働いているのか

普通の企業で働いている人は7、8時間が実働時間です。午前中は8時から12時まで、そして15時から18時までが基本です。

お昼は会社の食堂で食べる人もいますが、最近は出前を注文する人も増えてきています。また、お昼は自宅に帰って食べるという人も多いでしょう。

そのような場合、普通は家でお昼寝をしてからまた出勤します。かなり有意義な昼休みと言えるでしょう。

他にも多くの主婦たちは、パートタイムの仕事をします。それらの人たちは半日交代で仕事をする人が多いです。

例えば1日目は午前中6時間仕事をします。2日目は午後6時間、そのように毎日午前と午後交代で働きます。休みは月に3日くらいしかありません。

時給にするとどのくらい!?

1日8時間働く人が週5日で1か月働いたとします。上海で8,000元の月収を得たとすれば、その人の時給は50元です。つまり日本円にすると800円です。

上海ほどの大都市で正社員として働いても時給が800円です。ではもし、山西省など田舎で、しかもパートとして働くとどうなるでしょうか。

1日6時間の計算で月3日の休みをもらいます。そのような人たちの場合月収は良くて1500元です。この場合時給は9元、つまり144円です。

驚きの安さだと思われるでしょう。これが中国の現実、そして格差(差距 chājǜ)です。

安い給料でどう生活するのか

非常に安い賃金で長時間働いている経済大国第二位中国の実態ですが、生活費は非常に安いと言えます。

特に野菜(水果 shūcài)の値段が高騰している日本と違い、一束のほうれん草(菠菜 bōcài)が30円ほどと激安です。

野菜だけでなく果物(水果 shuǐguǒ)もりんご(苹果 píngguǒ)が一つ10~20円程ですし、種類も豊富です。

住宅も数百万円で高層マンションが買えてしまいます。そのため、多くの中国人が自国の賃金が安いと思っていないのかもしれません。

最後に

中国人が日本に出稼ぎに来るという話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。しかし、最近は少なくなってきています。それは中国の賃金が毎年上がってきているからです。

長く同じところで働いていると毎年給料が上がります。これからの中国は経済も潤い、その恩恵が国民一人一人にもたらされることでしょう。

その結果早く格差が縮まることを祈るのみです。

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