中国デザートの魅力:おいしいレシピを初心者から上級者まで楽しむガイド

  1. 中国語日常会話
提供:中国語教室チャイニーズドットコム

中華料理は日本でも馴染みがあり、好きな方も多いのではないでしょうか。その中でも、食後の楽しみであるデザートは、甘さ控えめなものから濃厚なものまで多種多様。この記事では、定番から少し珍しいものまで、魅力的な中華デザートの世界にご案内します。家庭で簡単に作れるレシピも満載ですので、ぜひお気に入りの一品を見つけて、中国の食文化を堪能してください。

ここでは、中華料理の中から“デザート”をピックアップして、その魅力、代表的な種類、そして家庭で楽しめるレシピなどを幅広く紹介しています。ぜひ参考にして、中国の美味しいデザートを堪能しましょう。

中国デザートの魅力:おいしいレシピを初心者から上級者まで楽しむガイド

中華デザートの主役とは?

中華デザートの主役といえば、やっぱり「杏仁豆腐」ではないでしょうか。日本でも非常に馴染み深く、その名は広く知られていますよね。つるりとした食感と独特の甘い香りは、多くの人々を魅了してきました。

ただ、この杏仁豆腐、実はその風味に少し癖があり、好みが分かれることも。また、レシピを調べてみると、「杏仁霜(きょうにんそう)」という本格的な材料を使うものから、牛乳寒天にアーモンドエッセンスで香りをつけた手軽なものまで、作り方も実にさまざまです。

では、“ホンモノ”の杏仁豆腐とは一体どのようなものなのでしょうか?

名前が示す通り、「杏仁豆腐」というからには、本来「杏仁霜」(杏の種の中にある「仁〈じん〉」を粉末にしたもの)は欠かせない材料と言えます。牛乳やアーモンドエッセンスだけで香りづけしたものは、厳密には本来の杏仁豆腐とは異なるかもしれません。

とはいえ、先述の通り杏仁豆腐は少々個性的な風味を持つデザートです。もし牛乳寒天にアーモンドエッセンスを加えたものが食べやすく、美味しいと感じるのであれば、それはそれで素晴らしいことです。大切なのは、それが“伝統的な製法の杏仁豆腐”とは少し異なるということを、知識として持っておくことかもしれませんね。

美しい杏仁豆腐のクローズアップ

上品な甘さと香りが魅力の杏仁豆腐。

豆腐のデザートのご紹介

中国のデザートには驚くほど多様な種類がありますが、その中でも特にヘルシーで人気なのが「豆腐」を使ったデザートです。日本の豆腐とはまた違った形で、甘味として楽しまれています。

代表的なものとしては、「豆腐花(トウファ)」というデザートが挙げられます。近年、日本でも専門店が登場するなど、徐々にその名が知られつつあり、人気が高まっています。

豆腐花」の最大の特徴は、その名の通り、ふるふると震えるほど柔らかく、まるで出来立ての絹ごし豆腐のような優しい食感と、ほのかな大豆の風味です。

見た目は豆腐そのものですが、日本の豆腐のようなしっかりとした大豆の香りというよりは、より繊細でデザート向きの風味に仕上げられています。そのため、大豆特有の香りが苦手な方でも食べやすく、日本人の口にも非常に合うと言われています。

豆腐花は、暑い日には冷やしてつるりと、寒い日には温めてほっこりと、季節を問わず楽しめるのも魅力の一つ。非常にシンプルなデザートですが、一度その優しい味わいと食感を知ると、病みつきになる人も多い、不思議な魅力を持っています。

そのままでも十分に美味しいですが、様々なトッピングやソースを加えることで、さらに多彩な味わいを楽しむことができます。例えば、香ばしいゴマ(白・黒)のソース、濃厚な胡桃ソース、甘く煮た小豆、生姜風味のシロップ、フルーツなど、組み合わせは無限大です。

中国の定番スイーツ

中国には数えきれないほどのスイーツが存在しますが、ここでは特に日本でも親しまれている定番のものをいくつかご紹介します。これらのスイーツは、中華街や専門店だけでなく、家庭でも手軽に作れるものも多いのが特徴です。

ごま揚げ団子

中国のスイーツと聞いて、多くの日本人が思い浮かべるものの一つが「ごま揚げ団子(芝麻球)」ではないでしょうか。中華街を歩けば、その香ばしい香りに誘われることも多い定番中の定番です。

その名の通り、もち米で作った生地で餡を包み、たっぷりの白ごまをまぶして揚げたお団子です。外側はごまの風味とカリッとした食感が楽しく、中にはしっとりとした甘い餡(主にこしあんや黒ごま餡)が入っており、ふんわりとした優しい味わいが口の中に広がります。

この中華スイーツの代表格は、もちろん日本人の口にも非常によく合い、子供から大人まで幅広く愛されています。そして嬉しいことに、家庭でも意外と簡単に作ることができるんですよ。ここでは簡単な作り方をご紹介しましょう。

【材料】

  • 白玉粉:100g
  • ぬるま湯:約100cc(生地の硬さを見ながら調整)
  • 砂糖:20g
  • ラード(またはサラダ油):20g
  • こしあん:300g(10等分などにして丸めておく)
  • 白ごま:適量
  • 揚げ油:適量

【作り方】

  1. ボウルに白玉粉を入れ、ぬるま湯を少しずつ加えながら、耳たぶより少し固めに練り上げます。
  2. 砂糖、ラード(またはサラダ油)を加え、さらによく練り混ぜます。生地をまな板などに取り出し、棒状にしてから10等分などにし、丸めます。
  3. 丸めた生地を手のひらで軽く押し広げ、中央に餡をのせて丁寧に包み込み、丸く形を整えます。表面に軽く水をつけ、白ごまを全体にしっかりとまぶしつけます。
  4. 揚げ油を140度程度の低温に熱し、団子を入れます。最初は沈んでいますが、徐々に浮き上がってきます。焦げ付かないように、やや弱火でゆっくりと揚げていきます。
  5. 団子が浮いてきて軽く膨らんできたら、お玉の背などで優しく押さえつけるようにしながら揚げると、中が空洞になりやすく、カリッと仕上がります。(潰しすぎに注意)
  6. 時々転がしながら、揚げ油の温度を少しずつ上げていき、全体がきつね色にこんがりと揚がったら取り出し、油をよく切ります。

(参考サイト:KOMEKO.NET の情報を基に加筆・編集)

卵のタルト

近年、アジアンスイーツとして日本でもすっかりお馴染みになったのが、「卵タルト」、通称「エッグタルト(蛋撻)」です。特に香港やマカオのものが有名で、その優しい甘さと独特の食感は多くの人々を虜にしています。

その名の通り、サクサクとしたパイ生地やタルト生地の中に、とろりとした卵黄たっぷりのカスタードフィリングを流し込んで焼き上げたお菓子です。焼き立ては特に絶品で、外側のサクッとした食感と、中の熱々で濃厚な卵の優しい味わいが口いっぱいに広がり、一度食べたら病みつきになること間違いなしです。

鮮やかな黄色い見た目も愛らしく、日本人の口にも非常によく合います。また、その人気から家庭でも作れるようにアレンジされたレシピがインターネット上にも多数掲載されており、手作りする人も増えています。

本格的な卵タルトを作るには、タルト生地とフィリングの準備が必要になります。タルト生地は、一般的に薄力粉、粉糖、冷たいバター、卵黄などを使って作られます。サクサク感を出すためには、バターを溶かさずに手早く混ぜ合わせるのがコツです。

フィリングは、主に卵、砂糖、牛乳(またはエバミルク)、そしてバニラエッセンスやバニラオイルなどで風味付けして作られます。材料を混ぜ合わせ、濾すことで滑らかな口当たりになります。

卵タルトと言っても、香港式とマカオ式では生地のタイプ(香港式はクッキー生地に近いものやパイ生地、マカオ式はパイ生地で表面に焦げ目がつくのが特徴)やフィリングの配合が異なるなど、様々なバリエーションがあります。ご自身の好みに合わせてレシピを選び、意外と手軽に作れる本格的な香港やマカオの味を家庭で楽しんでみてはいかがでしょうか。

中華街のデザート屋台

中華街で見かける美味しそうな定番デザートの数々。

亀ゼリー

中国や香港、台湾などで親しまれている伝統的なスイーツ(薬膳デザート)の一つに、「亀ゼリー(亀苓膏)」があります。「亀ゼリー?!」と名前を聞いて驚くかもしれませんが、現地では古くから美容と健康に良い食品として、日常的に食されています。

しかし、日本人にとってはあまり馴染みがなく、また「亀」という言葉から、日本のすっぽん料理のような癖の強い味を想像してしまい、苦手意識を持つ方も少なくないかもしれません。

ところが近年、日本のコンビニエンスストア(例えばローソン)で亀ゼリーをアレンジしたスイーツが期間限定で販売され、意外にも「美味しい」「食べやすい」と好評を得たこともあり、少しずつその存在が知られるようになってきました。実際に食べてみると、その独特の風味が癖になるという人もいるようです。

そんな亀ゼリーの主な原料は、亀の腹甲(甲羅の腹側)を乾燥させて粉末にしたものと、土茯苓(どぶくりょう)などの漢方薬草です。そのため、色は真っ黒で、見た目だけではなかなか食欲をそそられないかもしれません(笑)。

味については、漢方薬由来の独特の苦味があるのが特徴です。もちろん、製品によっては苦味を抑え、甘みを加えて食べやすくしているものもありますが、本場の伝統的な亀ゼリーは、初めて食べるには少し勇気がいるかもしれませんね。シロップや練乳、蜂蜜などをかけて食べるのが一般的です。

亀ゼリーは、あくまで漢方食品、薬膳デザートとしての側面が強いので、一般的な甘くて華やかな「スイーツ」というイメージで口にすると、少し期待と異なるかもしれません。しかし、そのデトックス効果や美肌効果などが期待され、健康志向の高い人々からは支持されています。

マンゴープリン

中華スイーツの代表格として、こちらも忘れてはいけないのが「マンゴープリン(芒果布甸)」です!その名の通り、濃厚なマンゴーをたっぷりと使ったプリンで、日本でも非常に人気があり、多くのレストランやスイーツ店で提供されています。好きな方も多いのではないでしょうか。

中国スイーツ特有の癖のある味わいはほとんどなく、マンゴーそのものの芳醇な香りとトロピカルで濃厚な甘み、そして滑らかな口どけが楽しめます。そんな美味しいマンゴーを贅沢に使ったプリンは、中国本土や香港、台湾などで定番のデザートとして、幅広い世代に愛されています。

もちろん、プリンだけでなく、マンゴーを使ったかき氷やジュース、その他の様々なマンゴースイーツも非常に人気があります。

ちなみに、本場中国や香港のマンゴープリンには、風味とコクを出すために「エバミルク(無糖練乳)」が使われることが一般的です。そのため、日本で一般的に食べられているゼラチンや生クリームを主原料とするマンゴープリンとは、少し風味が異なる場合があります。エバミルクを加えることで、より濃厚でクリーミーな味わいになります。

また、香港の伝統的なマンゴープリンの中には、色が比較的薄いものも見られますが、レシピによってはエバミルクの量を調整したり、少量の食紅を使用したりして、鮮やかなマンゴー色を出すこともあるようです。

(参考情報:AllAbout 平田公一氏の記事などを基に加筆・編集)

中国スイーツのレシピ

ここからは、ご家庭でも挑戦できる中国の美味しいスイーツのレシピをいくつかご紹介します。定番のあのデザートから、ちょっと珍しいものまで、手作りの楽しさと美味しさをぜひ体験してみてください。

杏仁豆腐

まずは、中華デザートの王道「杏仁豆腐」から!本格的な味わいを目指すレシピです。中国のスイーツを手作りするなら、これは外せませんね。少し手間はかかりますが、その価値は十分にあります。

【材料】

  • 杏仁霜(または杏の種の中身〈仁〉を粉末にしたもの):45g
  • 砂糖:35g(お好みで調整)
  • 牛乳:100cc
  • 生クリーム:200cc
  • 水:250cc
  • 粉ゼラチン:5g(水大さじ2でふやかしておく)
  • 粉寒天:2g弱

【作り方】

  1. (杏の種を使う場合:杏の種を割り、中の仁を取り出します。取り出した仁を水に浸け、一晩冷蔵庫でふやかします。薄皮が剥きやすくなるので、丁寧に取り除きます。ふやかした仁と少量の水をミキサーにかけ、滑らかになるまで撹拌し、ガーゼなどで漉して杏仁液を200cc程度作ります。杏仁霜を使う場合はこの工程は不要で、杏仁霜を所定量の水や牛乳で溶いて使用します。)
  2. 鍋に杏仁液(または水で溶いた杏仁霜)、牛乳、生クリーム、砂糖を入れ、弱火にかけます。粉寒天もこの時加えます。焦げ付かないように混ぜながら温め、沸騰直前で火を止めます。
  3. 火を止めた鍋に、水でふやかしておいた粉ゼラチンを加え、余熱で完全に溶かします。全体が均一になるようによく混ぜ合わせます。
  4. 目の細かいザルやガーゼなどで漉しながら、ボウルや保存容器に移します。こうすることで、より滑らかな口当たりになります。
  5. 表面に空気が入らないようにラップをぴったりと密着させ(または粗熱を取ってからラップをし)、冷蔵庫で数時間から一晩冷やし固めます。
  6. しっかりと固まったら完成です。お好みでシロップやフルーツを添えてお召し上がりください。

(参考サイト:特選・男の料理 の情報を基に加筆・編集)

クルミとクリのおまんじゅう

続いては、秋の味覚である胡桃と栗を贅沢に使った、風味豊かなおまんじゅうのレシピです。胡桃の香ばしさと栗の優しい甘みが絶妙にマッチし、食感も楽しめます。ビタミンやミネラルも豊富で、美容や健康を意識する方にも嬉しい一品です。

【材料】(皮)

  • 薄力粉:75g
  • 牛乳:大さじ1/2
  • ドライイースト:小さじ1/4(ぬるま湯少々で予備発酵させておくと良い)
  • 砂糖:大さじ1
  • ベーキングパウダー:小さじ1/4
  • バター(無塩、室温に戻す):小さじ1
  • 卵白:1/2個分

【材料】(餡)

  • 胡桃(生):50g
  • 栗(甘露煮):80g(水気を切っておく)
  • 砂糖:30g
  • 杏酒(あんずしゅ、またはラム酒などお好みで):大さじ1/2程度(風味付け)

【作り方】

  1. まず皮を作ります。ボウルに薄力粉、砂糖、ドライイースト、ベーキングパウダーを入れ、泡だて器で軽く混ぜ合わせます。次に牛乳と卵白を加え、ゴムベラなどで混ぜ、ある程度まとまったらバターを加えて手でこねます。滑らかになったらラップをし、暖かい場所で約30分ほど発酵させます(一次発酵)。
  2. 次に餡を作ります。胡桃はフライパンで軽く煎るか、オーブントースターで数分ローストし、香ばしさを出します。半量をフードプロセッサーやミキサーで細かく砕き、残りの半量は食感が残るように粗めに手で砕きます。
  3. 栗の甘露煮と杏酒をフードプロセッサーにかけるか、フォークなどで潰してペースト状にします。
  4. ボウルに砕いた胡桃、ペースト状の栗、砂糖を入れ、よく混ぜ合わせます。これで餡の完成です。
  5. 発酵が終わった皮生地を軽くガス抜きし、台に取り出して8等分にします。それぞれを丸め、麺棒で直径約8cmの円形に伸ばします。
  6. 生地の中央に餡を適量のせ、ひだを寄せながら丁寧に包み込み、形を整えます。
  7. 蒸気のしっかりと上がった蒸し器に、オーブンシートなどを敷いた上に6を並べ、強火で約10~12分蒸したら完成です。

(参考サイト:みんなのきょうの料理 の情報を基に加筆・編集)

黒ごま汁粉

続いては、こちらも中華スイーツには欠かせない「黒ごま」を主役にした、温かくて優しい甘さの「黒ごま汁粉(芝麻糊)」のレシピです。黒ごまは栄養価が高く、特に抗酸化作用や髪の健康維持などに良いとされています。とろりとした食感と香ばしい黒ごまの風味は、心も体も温めてくれます。お子様からお年寄りまで、幅広く楽しめるヘルシースイーツです。

【材料】

  • 黒ごまペースト(無糖):50g
  • 牛乳(または豆乳):300cc
  • グラニュー糖(またはお好みの砂糖):10g~(甘さはお好みで調整)
  • はちみつ:大さじ1~2(お好みで調整)
  • コーンスターチ(または片栗粉):大さじ1と1/2
  • 水(コーンスターチを溶く用):大さじ2
  • 白玉粉:50g(お好みで)
  • 水(白玉粉用):約60g(白玉粉の袋の指示に従う)
  • (お好みで)ココナッツパウダー:少量(風味付けに使用する場合)

【作り方】

  1. (白玉団子を作る場合:ボウルに白玉粉を入れ、水を少しずつ加えながらよくこね、耳たぶくらいの固さにします。小さく丸めて中央を少しくぼませます。鍋に湯を沸騰させ、白玉団子を入れ、浮き上がってから1~2分茹で、冷水に取ります。)
  2. 鍋に牛乳(または豆乳)を入れ、(ココナッツパウダーを加える場合はここで一緒に)中火にかけます。温まってきたら黒ごまペーストを加え、泡だて器などでよく混ぜながら溶かします。弱火にして、焦げ付かないように時々混ぜながら5~6分ほど煮て、香りを引き出します。
  3. グラニュー糖、はちみつを加え、よく溶かします。味見をして甘さを調整してください。
  4. コーンスターチを同量の水でよく溶き、3の鍋に少しずつ加えながら手早く混ぜ合わせ、とろみをつけます。とろみがついたら火を止めます。
  5. 器に4の黒ごま汁粉を注ぎ、1で作った白玉団子を添えれば完成です。温かいうちにお召し上がりください。

(参考サイト:ボブ&アンジー の情報を基に加筆・編集)

スティックはるまき

続いてご紹介するのは、春巻きの皮を使った超簡単なアレンジスイーツ「スティックはるまき」です。甘いこしあんを包んで揚げる(または焼く)だけで、パリパリとした皮の食感と優しいあんこの甘さが美味しい一品に。栄養もあり、比較的低カロリーなので、ダイエット中のおやつにもおすすめです。シンプルながら、スタミナアップにも役立つかもしれないアジアンスイーツ。さっそくレシピを見ていきましょう。

【材料】

  • 春巻きの皮:3枚
  • こしあん:100g
  • 卵白:適量(接着用、または表面に塗る用)
  • 白ごま:大さじ1/2(お好みで)
  • ごま油(またはサラダ油):適量(皮に塗る用、または揚げ油)

【作り方】

  1. 春巻きの皮は、扱いやすいように十字に切り、1枚を4等分の三角形または短冊状にします。(スティック状にしやすい形であればOK)
  2. こしあんは12等分(皮の枚数に合わせる)にし、春巻きの皮の幅に合わせて細長く棒状にしておきます。
  3. 1の春巻きの皮の片面に薄くごま油(またはサラダ油)を塗ります(オーブンで焼く場合)。2のあんを手前に置き、春巻きを作る要領でクルクルとしっかりと巻いていきます。巻き終わりに卵白を塗って留めます。
  4. (オーブンで焼く場合)表面にも薄く卵白を塗り、白ごまをまぶしつけます。クッキングシートを敷いたオーブンの天板に並べます。
  5. 220度に予熱したオーブンで約5~7分、表面がきつね色になりパリッとするまで焼いたら完成です。(揚げる場合は、170度程度の油で色よく揚げます。)

※ガス高速オーブンなどを使用すると、より美味しく仕上がります。

※ポイントは、皮がサクッと焼きあがるようにすることです。

初心者でも作れるアジアンスイーツレシピ

ここからは、お菓子作り初心者の方でも気軽に挑戦できる、おすすめのアジアンスイーツの簡単レシピをご紹介します。「アジアンスイーツなんて作ったことない…」という方でも安心してトライできるよう、手順もシンプルで分かりやすいものを選んでみました。

中華クッキー

まずは、素朴でどこか懐かしい味わいの「中華クッキー」を作ってみましょう。アーモンドの風味とゴマの香ばしさが特徴的な、サクサクとした食感のクッキーです。

【材料】

  • 薄力粉:125g
  • ベーキングパウダー:小さじ1/2
  • ショートニング(または無塩バター):60g(室温に戻す)
  • 砂糖:60g
  • アーモンドエッセンス:少々
  • 卵(溶き卵):1/2個分
  • 重曹:小さじ1/4
  • 水(重曹を溶く用):小さじ1
  • アーモンド(ホールまたはスライス):8粒程度(飾り用)
  • 白ごま:大さじ1(飾り用)
  • ドリュウル(卵黄と少量の水を混ぜたもの、または牛乳):適量(つや出し用)

【作り方】

  1. 薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておきます。重曹は分量の水で溶いておきます(水溶き重曹)。
  2. ボウルに室温に戻したショートニング(またはバター)を入れ、泡だて器でクリーム状になるまでよく練ります。砂糖を2~3回に分けて加え、その都度よくすり混ぜます。
  3. 溶き卵を少しずつ加えながら、分離しないようによく混ぜ合わせます。次に水溶き重曹を加え、さらにアーモンドエッセンスを数滴加えて混ぜます。
  4. ふるっておいた粉類(薄力粉とベーキングパウダー)を加え、ゴムベラなどでさっくりと混ぜ合わせ、ひとまとめにします。生地が耳たぶくらいの固さになったら、棒状にまとめます。
  5. 生地を8等分などにカットし、一つずつ手のひらで軽く押さえて平らな円形にします。
  6. 天板にオーブンシートを敷き、成形したクッキーを並べます。表面にドリュウルを薄く塗り、半数にはアーモンドを中央にのせ、残りの生地には白ごまを振りかけます。
  7. 170度に予熱したオーブンで約15~20分、きつね色になるまで焼きます。焼きあがったら網の上で冷まします。

(参考サイト:ボブ&アンジー の情報を基に加筆・編集)

白玉団子(フルーツポンチ風)

続いては、中華スイーツで大活躍する「白玉団子」を、見た目も華やかなフルーツポンチ風にアレンジして楽しむレシピです。もちもちの白玉団子と色とりどりのフルーツ、そしてほんのり甘いシロップが絶妙なハーモニー。食用色素を使えばさらにカラフルになりますが、使わなくても自然な色合いで美味しくいただけます。ホームパーティーやおもてなしにも喜ばれること間違いなしの一品です。

【材料】

  • 白玉粉:200g
  • 水:約160~180ml(白玉粉の袋の指示に従い調整)
  • 食用色素(赤・緑など):ごく少量(お好みで)
  • 白キクラゲ(乾燥):適量(水で戻しておく)
  • ライチ(缶詰):適量(シロップごと使用可)
  • その他お好みのフルーツ(缶詰またはフレッシュ):適量(みかん、桃、パイナップルなど)
  • 砂糖:1カップ(シロップ用、お好みで調整)
  • 水:3カップ(シロップ用)
  • バニラエッセンス(またはレモン汁など):少々(風味付け)

【作り方】

  1. ボウルに白玉粉を入れ、水を少しずつ加えながらよくこね、耳たぶくらいの滑らかな固さにします。(食用色素を使う場合は、生地をいくつかに分け、それぞれにごく少量の水で溶いた色素を混ぜて色をつけます。)
  2. 生地を小さく丸め(直径1.5cm程度)、中央を指で少しくぼませます。鍋にたっぷりの湯を沸騰させ、白玉団子を入れます。団子が浮き上がってきてから、さらに1~2分茹で、中まで火を通します。茹で上がった団子は冷水に取り、よく冷まします。
  3. シロップを作ります。別の鍋に砂糖と水を入れ中火にかけ、砂糖が完全に溶けたら火を止めます。粗熱が取れたらバニラエッセンス(またはレモン汁)を加えて混ぜ、冷蔵庫でよく冷やしておきます。
  4. 白キクラゲは水で戻し、石づきを取り除いて食べやすい大きさに切ります。フルーツも食べやすい大きさにカットします。
  5. 器に冷えたシロップを注ぎ、水気を切った白玉団子、白キクラゲ、ライチ、その他お好みのフルーツをバランスよく盛り付ければ完成です。

※色粉の使用は任意です。苦手な方は使わなくても、白い白玉団子で十分に美味しくいただけます。

※缶詰のフルーツのシロップを一部使うのも手軽で美味しいです。

ココナッツ団子

中華スイーツや東南アジアのデザートに欠かせない食材の一つが「ココナッツ」。その豊かな香りと独特の風味を活かした、見た目も可愛らしい「ココナッツ団子」を作ってみましょう。もちもちの白玉生地で餡を包み、周りに香ばしくローストしたココナッツファインをたっぷりとまぶした一品です。手土産や来客時のお茶菓子としても喜ばれます。作り方も比較的簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。

【材料】

  • 白玉粉:100g
  • 砂糖:50g(生地用)
  • 水:約70ml(生地の硬さを見ながら調整)
  • ラード(または無塩バター、サラダ油):10g(生地用)
  • 黒こしあん(またはお好みの餡):300g
  • ラード(または無塩バター):10g(餡用、お好みで)
  • ココナッツファイン(またはココナッツパウダー):30g~(まぶす用)
  • ドレンチェリー(赤):1個(飾り用、細かく刻む)

【作り方】

  1. まず生地を作ります。ボウルに白玉粉と砂糖を入れ、水を少しずつ加えながら手でよくこね、耳たぶくらいの滑らかな固さにします。
  2. 生地にラード(またはバター、サラダ油)を加え、さらによくこねて均一にします。生地を10等分に分け、丸めておきます。
  3. 餡を準備します。黒こしあんにラード(またはバター)を混ぜ合わせると風味が良くなります(省略可)。餡も生地と同じく10等分にし、丸めておきます。
  4. 生地を手のひらで円盤状に広げ、中央に餡をのせて包み込み、丸く形を整えます。
  5. 蒸気の上がった蒸し器に、オーブンシートなどを敷き、団子を並べます。強火で約10分程度、生地が半透明になるまで蒸します。
  6. ココナッツファインは、フライパンで軽く煎るか、オーブントースター(120度前後で約3分)で薄いきつね色になるまでローストすると香ばしさが増します。焦がさないように注意してください。
  7. 蒸しあがった団子が熱いうちに、ローストしたココナッツファインを全体にまんべんなくまぶしつけます。
  8. お好みで、細かく刻んだドレンチェリーを中央に飾れば、可愛らしいココナッツ団子の完成です。

(参考サイト:ボブ&アンジー の情報を基に加筆・編集)

中級者・上級者向けアジアンスイーツレシピ

初心者向けのレシピに慣れてきたら、次は少しステップアップして、中級者・上級者向けの本格的なアジアンスイーツ作りに挑戦してみませんか?手間と時間はかかりますが、完成した時の達成感と味わいは格別です。ぜひチャレンジして、レパートリーを広げてみてください。

中国おこし

ではまず最初に、縁起物としても親しまれる「中国おこし(沙琪瑪:サチマとも呼ばれる)」を作ってみましょう。小麦粉で作った生地を細く切って揚げ、甘い飴で固めたお菓子で、サクサクとした軽い食感が特徴です。

【材料】

  • 薄力粉:100g
  • ベーキングパウダー:小さじ1/2
  • 片栗粉:大さじ1/2(打ち粉としても使用)
  • 卵:1個
  • レーズン:少々(飾り用)
  • アンゼリカ(砂糖漬けのフキ):少々(飾り用、省略可)
  • 砂糖:50g(飴用)
  • 水飴(または蜂蜜):大さじ2(飴用)
  • 水:大さじ2(飴用)
  • 揚げ油:適量

【作り方】

  1. ボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、片栗粉を合わせてふるい入れます。
  2. 中央にくぼみを作り、割りほぐした卵を加え、菜箸などで混ぜながら徐々に粉と合わせていきます。まとまってきたら手でこね、滑らかな生地にします。必要であれば打ち粉(片栗粉)をしながら、薄く平らに伸ばし、細く(幅2-3mm程度)切ります。
  3. 揚げ油を170~180度に熱し、2の生地を入れ、きつね色になるまでカリッと揚げ、油をよく切っておきます。
  4. 別の鍋に砂糖、水飴(または蜂蜜)、水を入れ中火にかけ、混ぜながら溶かします。沸騰してきたら弱火にし、少し煮詰めてとろみがつき、薄く色づくまで加熱して飴を作ります(焦がさないように注意)。
  5. 火を止めた飴に、3で揚げた生地を手早く加え、全体に飴が絡まるように混ぜ合わせます。
  6. オーブンシートを敷いたバット(流し箱)に5を広げ入れ、表面をヘラや手のひら(水を少しつけるとくっつきにくい)で平らにならしながら、上から軽く押さえて固めます。
  7. 完全に冷めて固まる前に、包丁で好みの大きさ(四角形など)に切り分けます。完全に固まると切りにくくなるので注意。お好みでレーズンや刻んだアンゼリカを飾れば完成です。

(参考サイト:ボブ&アンジー の情報を基に加筆・編集)

月餅

続いては、中国の中秋節に欠かせない伝統菓子「月餅(げっぺい)」のレシピです。しっとりとした皮と、中にぎっしりと詰まった多様な餡が特徴で、日本では中華街などで見かけることが多いでしょう。様々な種類がありますが、ここではナッツやドライフルーツを使った五仁餡(風)の月餅を作ってみましょう。少し手間はかかりますが、手作りの月餅は格別です。

【材料】(皮)

  • 薄力粉:130g
  • 強力粉:130g
  • 砂糖:80g
  • 水:80ml
  • サラダ油(またはピーナッツ油):50ml
  • 卵(溶き卵):1個分
  • 打ち粉(強力粉):適量

【材料】(餡)

  • 小豆こしあん(市販):170g(ベースとして)
  • ラード(または無塩バター):20g(風味とまとまりを良くするため)
  • 黒ごま(炒り):10g
  • レーズン:20g(粗みじん切り)
  • ピーナッツ(無塩、ロースト):30g(粗みじん切り)
  • アーモンド(ロースト):30g(粗みじん切り)
  • 胡桃(ロースト):30g(粗みじん切り)

【材料】(ドリュウル:つや出し用)

  • 卵黄:1個分
  • みりん:小さじ1

【作り方】

  1. まず皮を作ります。薄力粉と強力粉は合わせてふるっておきます。
  2. 鍋に砂糖と水40mlを入れ火にかけ、混ぜずに加熱します。砂糖が溶けて少し色づいてきたら(カラメル状になる手前)、火から下ろし、残りの水40mlを少しずつ注意しながら加えます(シロップ)。
  3. ボウルにサラダ油と溶き卵を入れよく混ぜ合わせ、2のシロップ(少し冷ましたもの)を加えます。ふるっておいた粉類を加え、ゴムベラなどでさっくりと混ぜ合わせ、手でまとめて耳たぶくらいの固さにします。ラップで包み、冷蔵庫で約30分~1時間休ませます。
  4. 次に餡を作ります。黒ごまは香ばしく炒り(または切りごまを使用)、レーズンはぬるま湯で戻してから水気を切り、細かく刻みます。ピーナッツ、アーモンド、胡桃はオーブンなどで軽くローストし、粗みじんにします。
  5. ボウルにこしあん、ラード(またはバター)、準備した黒ごま、レーズン、ナッツ類をすべて入れ、よく混ぜ合わせます。均一になったら10等分にし、丸めておきます。
  6. 休ませた皮生地を10等分にし、丸めます。打ち粉をした台の上で、生地を円形に伸ばし、中央に餡をのせて包み込みます。月餅型(なければ手で丸く成形し、フォークなどで模様をつけても良い)に入れ、しっかりと押さえて成形します。
  7. オーブンシートを敷いた天板に並べ、表面にドリュウル(卵黄とみりんを混ぜたもの)を薄く塗ります。
  8. 160~170度に予熱したオーブンで約18~25分、表面がきつね色になるまで焼いたら完成です。焼き時間はオーブンによって調整してください。

(参考サイト:ボブ&アンジー の情報を基に加筆・編集)

ウーロン茶のゼリー

中国と言えば、やはりお茶の文化が深く根付いています。その中でも代表的な「ウーロン茶」を使った、さっぱりとした大人のデザート「ウーロン茶のゼリー」をご紹介します。ウーロン茶特有の香ばしさとほのかな苦みが感じられ、食後の口直しにもぴったり。ヘルシーで後味も爽やかなので、ダイエット中の方にもおすすめです。桂花陳酒(キンモクセイの香りのリキュール)を加えれば、より本格的な中華風の香り高いゼリーになります。

【材料】(ミルクティーゼリー層)

  • 水:200ml
  • ウーロン茶の葉:13g
  • 牛乳:200ml
  • 砂糖:60g(お好みで調整)
  • 粉ゼラチン:小さじ2(5g程度)
  • 水(ゼラチン用):大さじ2

【材料】(透明ゼリー層)

  • 水:160ml
  • 砂糖:大さじ2(お好みで調整)
  • 粉ゼラチン:大さじ1(8g程度)
  • 水(ゼラチン用):大さじ2
  • 桂花陳酒(またはお好みのリキュール、レモン汁):大さじ1(お好みで)

【作り方】

  1. まずミルクティーゼリー層を作ります。粉ゼラチン(小さじ2)を分量の水(大さじ2)でふやかしておきます。
  2. 鍋に水(200ml)、牛乳、砂糖を入れ中火にかけ、沸騰直前まで温めます。火を止め、ウーロン茶の葉を加え、蓋をして2~3分蒸らします。
  3. 2を目の細かい茶漉しで漉し、再び鍋に戻します。ふやかしたゼラチンを加え、弱火にかけて完全に溶かします(沸騰させないように注意)。
  4. (ここからはアレンジ:元のレシピでは凍らせる工程がありましたが、ここではシンプルな二層ゼリーとして紹介します。)グラスやバットに3の液を均等に注ぎ入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固めます。(凍らせる場合は、金属製の容器に入れ冷凍庫で凍らせ、途中フォークでかき混ぜてシャーベット状にする工程を繰り返します。)
  5. 次に透明ゼリー層を作ります。粉ゼラチン(大さじ1)を分量の水(大さじ2)でふやかしておきます。
  6. 鍋に水(160ml)と砂糖(大さじ2)を入れ中火にかけ、砂糖が溶けるまで温めます(ひと煮立ちさせる)。火を止め、ふやかしたゼラチンを加えて完全に溶かします。
  7. 粗熱が取れたら、桂花陳酒(またはお好みのリキュール、レモン汁)を加えて混ぜます。
  8. ミルクティーゼリー層が固まったのを確認し、その上に7の透明ゼリー液を静かに注ぎ入れます。再び冷蔵庫で冷やし固めます。
  9. 完全に固まったら完成です。お好みでカットしたり、そのままスプーンですくってお召し上がりください。(元のレシピのように、透明ゼリーを角切りにしてトッピングするのも美しいです。)

(参考サイト:ボブ&アンジー の情報を基に加筆・編集、アレンジ)

中華風蒸しパン(マーラーカオ風)

続いては、ふんわりとした食感と優しい甘さが魅力の「中華風蒸しパン」のレシピです。中国の点心としてもおなじみの「マーラーカオ(馬拉糕)」をイメージしたもので、卵や砂糖、そして時にはラード(または植物油)を使って作られます。ここでは、家庭でも作りやすいように少しアレンジしたレシピをご紹介します。難易度は少し高めかもしれませんが、丁寧に作ればお店のような味わいが楽しめます。

【材料】

  • 強力粉:125g(元のレシピの半量目安)
  • 薄力粉:125g(元のレシピの半量目安)
  • 砂糖(上白糖または三温糖):100g~150g(甘さはお好みで調整)
  • 塩:ひとつまみ(2g程度)
  • インスタントドライイースト:2g(元のレシピの半量目安)
  • 卵(Mサイズ):2~3個
  • 牛乳(または水、ぬるま湯):50~75ml(生地の硬さを見ながら調整)
  • ベーキングパウダー:小さじ1~2
  • サラダ油(または溶かしバター、ラード):大さじ2~3(40g程度)
  • (お好みで)レーズンやクコの実、刻んだドレンチェリーなど:適量
  • (元のレシピ参考)ツクネイモすりおろし:50g(元のレシピの半量目安、省略可、加えるとしっとり)
  • (元のレシピ参考)脱脂粉乳:5g(元のレシピの半量目安、風味付け、省略可)

【作り方】

  1. (山芋を使う場合は皮をむき、すりおろしておきます。)ボウルに卵を割り入れ、砂糖を加えて泡だて器でよくすり混ぜます。白っぽくもったりとするまで混ぜる必要はありません。
  2. 強力粉、薄力粉、塩、インスタントドライイースト、(脱脂粉乳)を別のボウルで合わせて軽く混ぜておきます。(ベーキングパウダーは後で加えます。)
  3. 1の卵液に、牛乳(または水)、(すりおろした山芋)を加えて混ぜ合わせます。
  4. 3に2の粉類を数回に分けて加え、ゴムベラなどでさっくりと混ぜ合わせます。粉気がなくなったら、サラダ油(または溶かしバター、ラード)を加えて均一に混ぜます。
  5. 最後にベーキングパウダーを加え、手早く混ぜ合わせます。生地をラップなどで覆い、室温で30分~1時間ほど休ませます(一次発酵の代わり)。
  6. (元のレシピのような成形は複雑なので、ここではシンプルな型蒸しにします。)蒸し器に入る大きさの型(パウンド型やケーキ型、耐熱容器など)にオーブンシートを敷くか、薄く油を塗っておきます。
  7. 5の生地を型に流し込みます。表面を平らにならし、(お好みで)レーズンやクコの実などを散らします。
  8. 蒸気のしっかりと上がった蒸し器に入れ、強火で約25~35分蒸します。竹串を刺してみて、生の生地がついてこなければ蒸しあがりです。
  9. 蒸しあがったら型から取り出し、網の上で冷まします。粗熱が取れたら切り分けてお召し上がりください。

(参考サイト:ボブ&アンジー の情報を基に、家庭向けに大幅に簡略化・アレンジ)

水晶包み

最後に紹介する中級者・上級者向けのアジアンスイーツは、その名の通り水晶のように透き通った美しい皮が特徴的な「水晶包み(水晶包)」です。中国では伝統的な点心やお菓子として親しまれています。中の餡が見える涼しげな見た目は、日本でもおもてなしの席に出すと喜ばれるでしょう。浮き粉(小麦でんぷん)を使うことで、この独特の透明感が生まれます。

【材料】(皮)

  • 浮粉(うきこ、ウィートスターチ):100g
  • 片栗粉(またはタピオカスターチ):大さじ1(浮粉の10~20%程度)
  • 熱湯:約100~120ml(必ず沸騰したものを使用)
  • 砂糖:大さじ1と1/2(お好みで)
  • ラード(またはサラダ油):少々(小さじ1程度)
  • (元のレシピ参考)牛乳:少々(調整用、基本は熱湯のみで)

【材料】(餡)

  • 白こしあん:300g(ベース)
  • (アレンジ用)梅干し(種を取りペースト状に):大2個分
  • (アレンジ用)抹茶パウダー:適量
  • (その他、カスタード餡、黒ごま餡などお好みで)

【作り方】

  1. まず皮を作ります。ボウルに浮粉と片栗粉を入れ、泡だて器でよく混ぜ合わせます。
  2. 沸騰した熱湯を、粉類に少しずつ2~3回に分けて加え、その都度菜箸などで手早くかき混ぜます。全体に水分が行き渡り、そぼろ状になったら、ひとまとめにし、ボウルに蓋をするかラップをかけて5~10分ほど蒸らします。
  3. 生地が触れるくらいの温度になったら、砂糖とラード(またはサラダ油)を加え、手でよくこねます。最初はベタつくこともありますが、根気よくこねるうちに滑らかで弾力のある生地になります。(牛乳は生地が硬すぎる場合の調整用で、基本は不要です。)
  4. 次に餡を準備します。白こしあんをベースに、3等分などに分けます。一つには裏ごしした梅干しペーストを混ぜて梅餡に、もう一つには抹茶パウダーを混ぜて抹茶餡にするなど、数種類の餡を用意すると彩りも楽しめます。それぞれを均等な大きさに丸めておきます(ここでは各8等分、合計24個分を想定)。
  5. 3の皮生地も餡の数(ここでは24個)に合わせて等分し、丸めます。
  6. 打ち粉(片栗粉または浮粉)をした台の上で、皮生地を薄い円形に伸ばします(麺棒または手のひらで)。中央に餡をのせ、ひだを寄せながら丁寧に包み込み、形を整えます(餃子のように半月形にしたり、丸くしたり)。
  7. 蒸し器の蒸し板にオーブンシートを敷くか、薄く油を塗り、7を間隔をあけて並べます。
  8. 蒸気のしっかりと上がった蒸し器に入れ、強火で約5~10分、皮が透明になるまで蒸したら完成です。蒸しすぎると皮が硬くなるので注意してください。

(参考サイト:ボブ&アンジー の情報を基に加筆・編集)

ひんやり美味しいアジアンスイーツレシピ

暑い季節には、やっぱりひんやりとした冷たいスイーツが恋しくなりますよね。アジアンスイーツの中にも、そんな時にぴったりの、のど越し爽やかで美味しいデザートがたくさんあります。ここでは、手軽に作れて見た目も涼しげな、おすすめのひんやり系アジアンスイーツのレシピをご紹介します。

プーアール茶のゼリー

まずは、中国茶の代表格である「プーアール茶」を使った、ヘルシーで大人な味わいのゼリーのレシピです。プーアール茶特有の深いコクと香りが楽しめ、甘さも控えめにすれば、食後のデザートやダイエット中のおやつとしても最適です。生クリームを少し垂らすと、まろやかさが加わり、また違った美味しさが楽しめます。

【材料】

  • プーアール茶(茶葉またはティーバッグ):5g(ティーバッグなら2~3個)
  • 洗茶用の熱湯(茶葉の場合):100cc程度
  • 抽出用の熱湯:250cc~300cc
  • 粉ゼラチン:5g
  • 水(ゼラチンをふやかす用):大さじ2(30cc)
  • 黒砂糖(またはお好みの砂糖):大さじ1~2(甘さはお好みで調整)
  • はちみつ:小さじ1(お好みで)
  • 生クリーム(またはコーヒーフレッシュ):少々(トッピング用、お好みで)

【作り方】

  1. 粉ゼラチンを分量の水(大さじ2)でふやかしておきます。
  2. (プーアール茶葉を使用する場合)急須やボウルにプーアール茶の茶葉を入れ、洗茶用の熱湯を注ぎ、すぐに湯を捨てます(洗茶)。これにより、茶葉の雑味を取り除き、香りが引き立ちます。ティーバッグの場合はこの工程は不要です。
  3. 洗茶した茶葉(またはティーバッグ)に、抽出用の熱湯(250cc~300cc)を注ぎ、蓋をして約3~5分蒸らして濃いめのプーアール茶を淹れます。
  4. プーアール茶がしっかりと抽出されたら、目の細かい茶漉しで漉しながらボウルや鍋に移します。(ティーバッグの場合は取り出します。)
  5. 温かいプーアール茶に、黒砂糖(または砂糖)、はちみつを加えてよく溶かします。次に、ふやかしておいたゼラチンを加え、余熱で完全に溶かします。もし溶けにくい場合は、ごく弱火にかけて溶かしてください(沸騰させないこと)。
  6. ゼリー液をグラスやお好みの容器に注ぎ入れ、粗熱が取れたらラップをして冷蔵庫で約2~3時間以上、しっかりと冷やし固めます。
  7. ゼリーが固まったら、お好みで食べる直前に生クリームを少量かけたり、ミントの葉を飾ったりして完成です。

(参考サイト:AllAbout 平田公一氏の記事などを基に加筆・編集)

ココナッツミルクのシャーベット

最後に紹介するひんやりアジアンスイーツは、ココナッツミルクの豊かな風味とタピオカのぷるぷる食感が楽しめる「ココナッツミルクのシャーベット」です。作り方は意外と簡単で、途中で卵白を加えることで、ふんわりとした口どけの良いシャーベットに仕上がります。お好みのフルーツをたっぷり添えれば、見た目も華やかで、トロピカルな気分を満喫できます。中華風に仕上げるなら、マンゴーやライチなどが特におすすめです。

【材料】

  • ココナッツミルク:200ml
  • 水:150ml
  • 砂糖:75g(お好みで調整)
  • 卵白:30g(Mサイズの卵約1個分)
  • お好みのフルーツ(マンゴー、ライチ、パイナップル、キウイなど):適量
  • タピオカ(乾燥小粒):大さじ2~3程度(お好みで、戻して使用)
  • (お好みで)ミントの葉:飾り用

【作り方】

  1. (タピオカを使う場合:パッケージの指示に従い、タピオカを茹でて戻し、冷水で冷やしておきます。)
  2. 鍋に水と砂糖を入れ中火にかけ、砂糖が完全に溶けるまで加熱し、シロップを作ります。沸騰したら火を止め、粗熱を取ります。
  3. 別の鍋(またはボウル)にココナッツミルクを入れ、2のシロップと混ぜ合わせます。よく混ざったら、バットなどの平らな金属製の容器に流し入れ、冷凍庫で冷やし固めます。
  4. 約30分~1時間後、周りが固まり始めたら一度取り出し、フォークなどで全体をかき混ぜて空気を含ませます。再び冷凍庫に戻し、この工程を2~3回繰り返します。これにより、滑らかなシャーベットになります。
  5. 別の清潔なボウルで卵白を泡立て、しっかりとしたメレンゲを作ります。(砂糖を少量加えると泡立ちやすいです。)
  6. 4である程度固まってきたシャーベットの素に、5のメレンゲを数回に分けて加え、ゴムベラなどでさっくりと混ぜ合わせます。再び冷凍庫に入れ、完全に固まるまで冷やします。
  7. シャーベットが固まったら、スプーンなどですくって冷やしたグラスや器に盛り付けます。お好みでカットしたフルーツや戻したタピオカを飾り、ミントの葉を添えれば完成です。

(参考サイト:Joyoliving Online の情報を基に加筆・編集)

中国デザートの世界、いかがでしたでしょうか。定番の杏仁豆腐から、家庭で楽しめる様々なレシピまで、その魅力は奥深いものがあります。ぜひこの記事を参考に、美味しい中華デザート作りやお気に入りのお店探しを楽しんでみてください。

中国の伝統的なデザートレシピとカフェ文化

中国のデザートは、その長い歴史の中で育まれてきた多様なレシピが存在します。そして現代では、伝統的な甘味処だけでなく、おしゃれなカフェでも独自の進化を遂げたデザートが楽しめます。もし中国に旅行する機会があれば、ぜひ現地のカフェを訪れ、その土地ならではのデザートを味わってみることをお勧めします。今回は、そんな中国のカフェ文化の一端と、そこで楽しめるデザートについて少しご紹介しましょう。

中国のカフェ

スターバックスでコーヒーを一杯

昨天,我去了图书馆,然后回来时去咖啡店,是星巴克咖啡。但是,服务员说“没有座位”所以我回去了。

(Zuótiān, wǒ qù le túshūguǎn, ránhòu huílái shí qù kāfēidiàn, shì Xīngbākè kāfēi. Dànshì, fúwùyuán shuō “méiyǒu zuòwèi” suǒyǐ wǒ huíqu le.)

昨日図書館に行きました。その後、カフェに行きました。スターバックスカフェです。しかし、店員は「席が一杯です」と言うので帰りました。

咖啡店 (kāfēidiàn) は、文字通り「カフェ、喫茶店」を指し、人々がお茶をしたり、軽食を取ったりする場所として使われます。必ずしもコーヒー専門店というわけではなく、より広い意味での休憩場所、社交の場というニュアンスが含まれることもあります。

喝咖啡 (hē kāfēi) は「コーヒーを飲む」という意味ですが、日常会話では 喝茶 (hē chá)「お茶を飲む」という表現も非常によく使われます。これは文字通りお茶を飲む場合だけでなく、「ちょっとお茶でもしない?」といった、軽い誘い文句としても用いられます。

我们去咖啡店喝茶怎么样?

(Wǒmen qù kāfēidiàn hē chá zěnmeyàng?)

カフェでお茶しない?

星巴克咖啡 (Xīngbākè Kāfēi) は、ご存知スターバックスコーヒーのことです。中国の主要都市では多くの店舗を見かけることができ、その雰囲気やメニュー構成は日本と大きく変わらないことが多いです。

ちなみに、中国のスターバックスでの「本日のコーヒー」は、本日咖啡 (běnrì kāfēi) と言います。価格は都市や店舗によって異なりますが、一杯15元程度から楽しめるでしょう。(※価格は変動します)

チーズケーキは美味しいと思う

我认为星巴克的蛋糕很好吃。我吃了奶酪蛋糕,味道不错。

(Wǒ rènwéi Xīngbākè de dàngāo hěn hàochī. Wǒ chī le nǎilào dàngāo, wèidào búcuò.)

私はスターバックスのケーキはおいしいと思います。チーズケーキを食べましたが味はおいしいです。

认为 (rènwéi) は、「~と認める、~と思う、~と考える」という意味で、ある程度の根拠や考察に基づいた意見を述べるときに使われます。似た表現に 觉得 (juéde) がありますが、こちらはより主観的で、感覚的な「~と感じる、~と思う」というニュアンスが強いです。

我觉得今天不冷。

(Wǒ juéde jīntiān bù lěng.)

今日は寒くないね(寒くないと思うな)。

认为 (rènwéi) は、自分の考えや意見をはっきりと述べたい場合に、觉得 (juéde) は、もっと気軽に感じたことを表現する際に使うと良いでしょう。この使い分けができると、より自然な中国語に近づきます。

また、以为 (yǐwéi) という言葉もありますが、これは「(誤って)~だと思っていた(しかし実際は違った)」という、勘違いや誤解を表すときに使います。

我以为有人敲门,但没有人。

(Wǒ yǐwéi yǒurén qiāomén, dàn méiyǒu rén.)

誰かがドアをノックしていると思ったけれど、だれもいなかった。

奶酪蛋糕 (nǎilào dàngāo) はチーズケーキのことですが、近年では英語の “cheese” の音訳である 吉士 (jíshì) を使って、吉士蛋糕 (jíshì dàngāo) と表記されることも増えてきています。

中国式カフェでデザートを楽しむ女性

おしゃれな中国式カフェで楽しむ伝統デザート。

中国式の美味しいデザート

中国のカフェ巡りの中で特におすすめしたいのが、伝統的な中国式のデザートが味わえるお店です。スターバックスのようなグローバルチェーンだけでなく、中国ならではの甘味処や、伝統的な要素を取り入れつつモダンにアレンジされた中国式カフェも人気を集めています。

中国式スイーツが好き

我喜欢中国式的甜品店。中国式的甜品是用西米,芋头,椰汁的。

(Wǒ xǐhuān Zhōngguóshì de tiánpǐndiàn. Zhōngguóshì de tiánpǐn shì yòng xīmǐ, yùtou, yēzhī de.)

私は中国式のデザート店が好きです。中国式のデザートはタピオカ、サトイモ、ココナッツミルクなどを用いています。

香港スタイルのタロイモデザート

有一个连锁店是果燃掂。它是港式甜品店的,它家的甜品用芋头的多。

(Yǒu yí ge liánsuǒdiàn shì Guǒrándiān. Tā shì Gǎngshì tiánpǐndiàn de, tājiā de tiánpǐn yòng yùtou de duō.)

グオランディエン(果燃掂)というチェーン店があります。それは香港式のデザート店で、その店のデザートはサトイモを使っているものが多いです。

デザートの種類

这些是果燃掂的甜品

(Zhèxiē shì Guǒrándiān de tiánpǐn)

これは、グオランディエンのデザートの幾つかです。

杯杯小丸子香芋沙

(Bēibēi xiǎowánzi xiāngyùshā)

コップに入った小さい団子とサトイモ粉の飲み物

芋头紫米露

(Yùtou zǐmǐlù)

サトイモと紫色をした米のシロップ(お碗にサトイモの団子と紫米とココナッツミルクが入っています。)

芋头紫米双皮奶

(Yùtou zǐmǐ shuāngpínǎi)

紫米とサトイモの団子がトッピングされた牛乳プリン

この3つはどれも温かいデザートで冬場にもぴったりです。おなかがいっぱいになります。

双皮奶 (shuāngpínǎi) は、香港で有名な牛乳プリンで、日本のものとは明らかに異なります。もっと濃厚で食べがいがあります。

芋头 (yùtou) はサトイモですが、甘いデザートに使うということは日本ではめったにないかと思います。ヘルシーデザートですね。医食同源の中国らしいデザートです。

旅行の際、中国のデザートで中国体験をするのもとても楽しいひと時です。

中国語には、言葉の言い回しで、きつい、硬い、柔らかい、気軽などの変化を付けられます。中国人の先生と、ぜひ会話練習してこのあたりをマスターしていきましょう。

author avatar
ヤン・ファン (楊芳) この記事を書いた人

講師育成で知られる中国・東北師範大学卒業。講師歴は14年に及び、特に日系企業の駐在員やビジネスパーソン向けの指導経験が豊富です。現役の日中医療通訳士としても活動し同行・商談通訳等にも対応可能です
基礎からの正確な発音指導、ビジネス中国語、赴任前短期集中レッスン、HSK・中国語検定対策、日中医療通訳トレーニング。クイック・レスポンス、シャドウイング等の通訳訓練法をレッスンに導入し、実践的なコミュニケーション能力の効率的な習得をサポートします。企業研修(対面・リモート)、個人・グループレッスン、同行・商談通訳等にも対応可能で教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。

\ まずは、お試しレッスン!  /

中国語教室をお探しの方へ、中国国人講師を条件を絞り込んで全国から探すことができます。中国語を学ぶのに最適なカフェマンツーマンレッスンです!教室よりも簡単・経済的に学べる!まずは、無料体験レッスン

 中国語教室 をお探しの方へ。全国から中国人先生を条件に合わせて絞り込んで探すことができます。
 中国語を学ぶのに最適なカフェでのマンツーマンレッスン!教室よりも簡単かつ経済的に学べます。優秀な講師によるプライベートレッスンが評判。

  • まずは無料体験レッスン>

    中国語マンツーマン

    納得いくまで何度でも!無料体験レッスン

    無料体験レッスンをお受けになっても、ご入会の義務はございません。

    講師からの強引・一方的な勧誘は一切ありません。

    入会後も相性が合わないと思ったら、いつでも先生を変更可。

  • 近くの中国語先生を検索する>

    中国語マンツーマン

    場所・時間を選ばない柔軟な受講スタイル

    担任制で挫折知らず!目標達成まで伴走

    LINEでいつでも質問OK!自宅学習を徹底サポート

    自分のやりたいペースでオーダーメイド安心して学べる。

  • 卒業生のご感想はこちら>

    中国語マンツーマン

    「友人と中国語で気兼ねなく会話を楽しむ」ことが、可能になりました。

    カフェのリラックスした雰囲気の中で、先生との自然な会話を通じて、生きた言葉を身につけることができました

    すぐに質問でき、その場で丁寧な解説を受けることができ効率的。

    言語を向上させるだけでなく、異文化理解にも繋がった。

\ まずは、お試しレッスン!  /

関連記事

中国で果物の串がいっぱいの木を眺める女性。

中国冬のおやつ-冰糖葫芦

「冰糖葫芦」は中国北方で冬になるとよく売られている伝統的な小吃(おやつ)です。一口大の果物を30cm位の串に刺し、水あめで周囲を固まらせて作ります。光を浴びると飴…

\\【無料体験レッスン】中国語マンツーマン!//
今すぐ先生を簡単検索する
\\【無料体験レッスン】中国語マンツーマン!//
今すぐ先生を簡単検索する