中国の特有なにおい-中国で口臭を気にしなくていい理由

  1. 中国経済・社会

各国独特のにおいがあると言われます。よく聞くのが韓国の空港に降り立ったらキムチのにおいがするというものです。

中国でもある特徴のあるにおいがするのですが、どんなにおいなのでしょうか?まずはそのにおいがどこから来ているのか見てみましょう。

中国の特有なにおい-中国で口臭を気にしなくていい理由

都市のにおいではなく実は口臭

空港に降り立って「この都市には独特なにおいがするなぁ」と感じますが、実はその都市の空気全体がにおっているのではありません。

ウナギ屋の近くを歩けばウナギ(鳗鱼:mányú)のいい香りがします。逆にバキュームカーが近くを通れば鼻を突くにおいに襲われます。そうです、においというのは周りの環境から発せられているのです。

つまりある都市の空港に降り立って感じるにおいは、実は周りにいる人の口臭(口臭:kǒuchòu)です。

中国人はどんなものをいつも食べていて、どんなにおいがするのでしょうか?

テーブルの上の籐のバスケットに入った中国のニンニク。

中国特有のにおい

韓国ではどのレストラン(餐厅:cāntīng)にもほぼ必ずキムチ(韩国泡菜:hánguópàocài)があります。

同じように中国のレストランには、あるものが置かれていることが多いでしょう。もしくは中国料理にはほぼ確実にある香辛料が入れられているでしょう。それは…

dàsuàn

大蒜

ニンニク

中国の料理番組を見ていると分かりますが、ほとんどすべての中華料理を作る過程にニンニクが含まれています。

主食の餃子にも、副菜の茹でたお野菜の味付けにも、ラーメンにも火鍋にもすべてに大量のニンニクが使われているのです。

当然中国人は皆ニンニク臭というわけです。

初めは気になっていても

中国に着いてしばらくは何となくニンニク臭に囲まれているのを感じますが、二日もすれば感じなくなります。そう、ニンニク臭を当たり前と身体が認識し始めるのです。おそらく韓国に行っても同じでしょう。

中国で生活すると毎日毎食の料理にニンニクが含まれています。特に中国餃子などは餃子のタネにも大量のすり下ろしたニンニクが入っており、茹でた後付けるたれにも大量のすりおろしニンニクが入れられます。

中国にはいたるところにニンニクがあり、韓国のキムチのように中国人はニンニクを摂取し続けます。するとある便利なことが生じるのです。

中国から来た女性と子供が木のテーブルでニンニクボールを作っている。

ニンニクの都市で便利な事

最初は気になっていたニンニクが気にならなくなるだけでなく、ニンニクのにおいに囲まれていると良いことがあります。

búyòngkǎolǜzìjǐ de kǒuchòu

不用考虑自己的口臭

自分の口臭を気にする必要がない

そう、日本人である自分も、好きなだけ好きなものを食べても口臭の心配をしなくてよくなります。もしかしたら自分はすごくニンニクくさいかもしれません。体臭さえニンニクのにおいがするかもしれません。

しかし中国に住む人はみんな同じようなものを毎日毎食食べているので、気にする人がいないのです。他の人から自分がどう思われるかを考えなくてよい生活は心地よいものなのです。

日本に帰ってくるときは注意

中国での生活が続くと、日本に帰ってきたときにニンニク臭に注意を払うのを忘れることがあります。

日本では醤油のにおいが国民のにおいのようです。ニンニクは異臭に感じられますので、中国旅行から帰ってくるときは注意しましょう。

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