中国でお金を使う!人民元の紙幣と硬貨の種類と値切り交渉のコツ

    1. 中国経済・社会

    こんにちは、お元気でお過ごしですか?

    中国に行くとなると、必要なのがお金です。中国のお金についての知識は、持っておくと役立ちますよ。

    中国でお金を使う!人民元の紙幣と硬貨の種類と値切り交渉のコツ

    人民元

    中国人は、お金の話が大好きで、盛り上がります。中国語はいまいちでも、お金さえあれば何とかなるのが中国です。中国人と同じものを持てるのです。

    中国のお金は人民币人民元です。貨幣単位はです。ちなみに、日本円は、日元です。

    お金の種類

    お金の種類を見てみましょう。

    紙幣

    100元50元20元10元5元1元があります。ごくまれに2元があります。100元札には、毛沢東の肖像が描かれています。

    硬貨

    1元5角2角1角です。

    呼び方ですが、あるいは、块钱と呼ぶことがほとんどです。は、あるいは、毛钱と呼びます。

    また、2元两块钱と呼びます。2角は、两毛钱200元两百块钱となることがほとんどです。

    両替

    中国元を両替することですが"兑换"といいます。日本でするよりも、中国でするほうが断然特です。ホテルでもできます。

    用日元兑换人民币

    円を人民元に両替する

    その時にはパスポートが要るので、忘れないでくださいね。

    中国元と日本円の価値は1元が12円ぐらいです。数年前に比べると中国の物価はかなり上がってきています。しかし、今は円高で海外旅行には有利ですね。

    中国で上手に買い物をするときにも、中国語を話せると有利です。中国人の先生とレッスンして駆け引き上手になれるようにがんばりましょう。

    値切り交渉

    中国に来ると買い物をすることがあると思います。個人商店などでは、まけてもらいたいですね。

    会話

    客人: 老板这怎么卖?

    すみません、これいくらですか?

    老板: 1百8

    180

    客人: 太贵呀,最低多少钱?

    高すぎるよ、最低価格は?

    老板: 最低1百7

    最低170だね

    客人: 再便宜点吧,1百6吧

    もっとまけてよ、160でどう

    老板: 不行,1百65吧

    だめ、165だ

    客人: 1百6吧。

    160でいいじゃない

    老板: 不行。

    1百65「だめ、165」

    客人: 那算了,走。

    じゃもういい、行こう

    老板: 拿吧。

    持ってけよ

    説明:中国と美元银行票は白色の背景にあります。
关键词:中国

    老板

    老板"は、個人商店や会社の店長や経営者という意味です。

    1百8という呼び方をしますが、これは、180元のことです。108元ではないので間違わないようにしなければなりません。108元1百零8になります。

    また、日本では、1000円は「せんえん」で「いっせんえん」とはいいません。しかし、中国語では、1千块钱千块钱とは言いません。

    这怎么卖?「これいくらですか?」

    这怎么卖?"は、値段を聞くときに用います。値札が付いていないことも多いので便利で使えます。这多少钱?「これいくらですか?」でもいいです。

    最低多少钱?

    最低多少钱?"はよく使います。まけてもらう交渉の必須の言葉です。

    便宜点吧もいいですが効果は先のほうがいいです。先に最低多少钱?を使い、次に便宜点吧で攻めるのがベストです。

    買い物に値段交渉は必須

    中国での買い物には値切る楽しみがあります。日本ではすっかり見られなくなった光景です。

    もちろん中国でも、大きなデパートや高級店では値切れませんが、一般的な個人商店や、卸店の入った商業ビルでは、普通に讨价还价tǎo jià huán jià:値段交渉)がされます。

    讨价还价

    wŏ mā shì tǎo jià huán jià de gāo shŏu

    我妈是讨价还价的高手  

    私の母は値段交渉の達人です。

    北京には少し前まで、通りにそって露店が軒を並べ、衣服からバッグ、靴、中国茶器や小物まで売っている有名な場所が2か所ありました。

    中国柄のデザインのものも少なくなく、外国人観光客のメッカ的な存在。有名ブランドに“酷似”した商品も・・・。

    北京オリンピックを控えて、これらの通りは整備させ、大きなショッピングビルが建ち、多くの露店はその中に入居しました。

    今でも観光バスが連日大挙訪れ、活況を呈しています。

    北京に来たばかりのころ、私も買い物に行ったことがあります。

    値切り交渉のコツ

    値切るコツは、まず半値以下から交渉することだと中国の知人に聞いたので、やってみました。

    zhè jiàn zhōng guó yī fú tǐng piào liàng,duō shǎo qián yī jiàn?

    客户:这件中国衣服挺漂亮,多少钱一件?

    このチャイナ服、とってもきれい。一着いくらですか?

    qī bǎi

    商店:七百。

    700元です。

    tài guì le! pián yí yī diǎn ba。sān bǎi zĕn me yàng ?

    客户:太贵了! 便宜一点吧。三百怎么样?

    高すぎ! 少し安くしてください。300元でどうですか?

    bié kāi wán xiào,tài pián yí le。liù bǎi

    商店:别开玩笑,太便宜了。六百。

    冗談いっちゃダメだよ。安すぎ。600元だ。

    别开玩笑

    突拍子もないこと、あり得ないことを言うと、「冗談言わないでよ」と、このように言われることがあります。

    また、「你好厉害啊nǐ hǎo lì hài a)」と言われることも。「やってくれるじゃないか」というニュアンスです。

    例えば、喧嘩して相手を激怒させることを言って、「你好厉害啊」なんて返されると、相手は怒り心頭ですので、要注意です。

    zài pián yí yī diǎn ba,sān bǎi wŭ ba

    客户:再便宜一点吧,三百五吧

    もう少しまけてください。350元でどうですか。

    bùxíng bùxíng, wŭ bǎi

    商店:不行不行,五百

    ダメ、ダメ。500元。

    Nà biān yŏu bǐnǐ gèng pián yí de,wŏ qù nà lǐ mǎi

    客户:那边有比你更便宜的,我去那里买。

    あっちにあなたより安い店があるから、あっちで買います。

    éi,nà wŏ gĕi nǐ sì bǎi xíng bù xíng?

    商店:诶,那我给你四百行不行?

    えっ、じゃあ、400元でどう?

    「高いから要らない」「もっと安い店がある」と言ってその場を去ろうとすると、さらに値段を下げてきたり、後を追いかけてきたりするお店の人もいます。その場合、まだ値段が下がる可能性があります。

    私の場合、一度お店を立ち去って、もう一度その店の前を通ったとき、お店のお姉さんが私の腕をつかんで、「给你三百啊」と持ち掛けてきて、最終的には200元まで下がりました。

    ということは、相当ふっかけているんだなあ~と感心したものです。ですから、中国人は本当に良く値切ります。

    例えば、私が値切った価格で2、3倍の量を買い込む強者もいます。

    値切りの注意点

    ただ、やはり最初から讨价还价しない店主もいて、最初から「不谈价钱bù tán jià qián)」と言われることもあります。

    値段交渉お断り、「いい値で買ってください」という意味です。

    また、外国人はほとんど行かない巨大卸市場もあって、ここでは衣服や日常品に加え、家電製品、文房具、食器、家具、内装資材までなんでもそろいます。

    ただ、怪しい品物も少なくありません。

    S社の家電なのに保障証はP社のものだったり、不良品で返品したくても、修理か交換しかしてくれず、返金してくれなかったりします。

    値切って買う場合、高額商品は避けたいですね。

    shutterstock_386833954

    中国人は商売上手

    中国做生意的人都太聪明,他们非常会做买卖。

    中国の商売人は賢いです。彼らは商売上手です

    買い物のコツは最初の値段の入り方がポイントです。絶対に無理だろうという値段から交渉し始めることです。

    在中国买东西时需要讨价还价

    中国で買い物をする時は値引き交渉が必要です

    在超市一般不能讨价还价

    スーパーでは、普通値引き交渉はできません

    どちらかというと、大阪の商店のようかもしれません。特に上海など南の商人は商売が上手といわれます。

    北のほうでは、値引き交渉を嫌がる店主もいたりします。商品によって違いますし、地域性があるようです。

    使える中国語をカフェで習得
    何度でも聞ける1対1レッスンはコスパ最強
    【先生を選んで、無料体験する!】

    開く

    この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます