中国でスマホを手に入れる!調達から利用までの完全ガイド

    1. 中国世界遺産・旅行

    今は生活に欠かせないのは携帯電話です。中国にいたとしても、いつも会社と連絡を密に保つために携帯は欠かせません。

    中国についたらどうやって携帯電話を調達すればいいのでしょうか?

    中国でスマホを手に入れる!調達から利用までの完全ガイド

    中国のスマホを使うには

    中国で携帯(手机:shǒujī)を使うためには二つのものを用意する必要があります。

    電話機(手机:shǒujī)とSIMカード(SIM卡:SIM kǎ)」です。それでは、どこでどうやって準備するのでしょうか?

    電話機の購入方法

    電話機は大きなスーパーに行けば売っています。安いものなら200元(3200円)くらいで購入できます。もちろんそれはネット機能などない老人電話(老人手机lǎorén shǒujī )と呼ばれるものですが、通話はできます。

    いわゆるパカパカと言われる普通の携帯(手机shǒujī )も種類は多くありませんが、400元(6000円)くらいで購入できます。

    500元(8000円)以上出せば、いわゆるスマホ,智能手机(zhìnéng shǒujī)と呼ばれるものを購入できます。日本でも販売されているシャオミ(小米:xiǎomǐ)などは高性能で、なおかつ低価格なので人気があります。

    これらの携帯を、京(jīngdōng)や宝(táo bǎo) などのネットショップで購入すると更に安く購入できます。しかし中国でネット購入するときは問題があった時に日本ほど手厚い保証は受けられないことを覚えておく必要があるでしょう。

    携帯電話カードの購入方法

    中国では中国移动(zhōngguó yídòng)と中国联通(zhōngguó liántōng)という2つの会社が通信網を有しています。

    一般的に中国移動のほうが通話やネットが安定していると言われています。その分少し高くつきます。日本のドコモのような存在だと認識しておけばよいでしょう。

    携帯を手に入れたらどちらかの会社に行って通信カードを契約することになります。基本的にパスポート(护照:hùzhào)があれば電話カードの契約できます。

    しかし中国国内において、政情が不安定な地域や、国家管理が強まっている時期などは外国人は一切電話カードの契約ができないということもあります。その場合は中国人の知り合いに名義を借りて電話カードを契約してもらうしかありません。

    カードの購入費用そのものは50元(800円)ほどです。一般的にはその中に50元分通話料が充当(充值:chōngzhí)されています。毎月の基本料は安いカードであれば6元(100円)ほど、3ギガ(三个G:sān gè G)のパケット(流量:liúliàng)が無料でついているような良いカードは毎月20元以上します。

    携帯電話とカードがそろったら?

    当たり前ですが、携帯電話とカードが準備できたら、携帯電話の中にカードを入れて電源を入れます。それで使えると思いきや、実はそれだけでは開通しません。

    通常中国の携帯は、カードを装備した後、まず携帯電話会社にメールを打つ必要があります。内容は単に「1」と記せばOKです。携帯電話会社がメールを受信後、しばらくすると通話できる仕組みになっています。わからなければ中国人の知り合いに助けを求めるとよいでしょう。

    中国で小さな SIM カードを持っている人。

    携帯のシステムは外国が単純

    このように基本的に日本以外の国では電話とカードを購入すれば自由に使えるシステムとなっています。2年縛りだの、携帯料金が含まれているだの難しいシステムなのは日本だけです。日本も外国のように携帯の販売がシンプル化するとよいですね。

    ※2019年5月の情報です。

    中国の携帯電話について 

    短期の中国旅行などの場合は、日本で使っている携帯を用いることが多いと思います。

    しかし、数週間の出張になると、現地で携帯電話を購入すると思います。中国国内で日本の携帯電話を使っていると通話料がとても高いです。

    種類と値段

    在中国手机的种类很多。也有贵的也有便宜的。

    中国の携帯は種類が多いです。高いものから安いものまでいろいろです。

    贵的话1万人民币,便宜的话2,3百块钱就能买到。

    高いものは1万人民元で、安いものは2,3百元です。

    块钱ですが、話し言葉で使います。書き言葉では、を用います。人名币はどちらでも使えます。ただ、用いる機会はそこまで多くはないです。

    SIMカード

    中国的手机是用SIM卡的,这方面跟日本不一样。

    中国の携帯電話はSIMカードを使います。これは日本と違います。

    买新的手机的话,可以继续用自己的SIM卡。这样很方便。

    新しい携帯を買っても今までのSIMカードをそのまま使えます。これは、便利です。

    携帯ブランド

    现在中国人很喜欢买新的手机。买新的手机是很开心的事。

    今の中国人は新しい携帯を買う事が大好きです。新しい携帯を買うと、とてもうれしそうです。

    在中国整体来说日本企业制造的手机较少,韩国企业的较多。

    中国では全体的に日本企業の作った携帯電話は少ないです。韓国企業のは多いです。

    比方,三星,LG等。还有诺基亚也蛮多的。

    例えば、サムソンやLGです。また、ノキアも多いです。

    诺基亚是挪威的企业。我的手机也是诺基亚公司的。它是比较耐用的。

    ノキアは、ノルウェーの会社です。私の携帯もノキアです。けっこう丈夫です。

    通信会社

    在中国通信的公司大体有两个,中国移动和中国联通。还是用移动的人较多。

    中国の通信会社では大きく分けて二つあり、一つは中国移動でもうひとつは、中国聯通です。移動のほうが多いです。

    一般在街上的卖电器店里都有手机。基本上是在店里可以办的。办好后马上可以用。

    一般に街の中の電気屋で携帯電話を購入できます。基本的に店で手続きでき、手続きが済むとすぐに使えるようになります。

    中国の携帯電話のメールについて

    中国の携帯電話のメールは、ピンインで入力するようになっています。

    ちなみに、「メールを送る」は、发短信となります。短信は正確にはショートメールです。ショートメールですが結構長文書けます。

    中国的手机的话,发短信的时候不用自己的地址。

    中国の携帯では、メールを送る時に自分のアドレスは要りません。

    用自己的电话号码就行了。这太方便了。换电话号码,就可以发短信通知他人。

    自分の携帯電話番号を使えるのです。これは便利です。電話番号を交換するだけでメールが送れるようになります。

    携帯の表示では、アドレス帳は、通信录で、メニューは功能表となります。

    中国の携帯でメールを送れるようになると中国語もかなり上達します。ピンインで言葉を書くからです。しかし、最初は中国人の打つ速度についていけませんけどね。

    中国人の先生と会話練習して、メールを打つ速度が早くなるようにがんばりましょう。まだ知らない中国についても知れていいですよ。さあ、レッスンを始めてみましょう。

    shutterstock_137806268

    日本の携帯は使えるか?

    日本からiPhoneなどを持っていった場合、使うことができるでしょうか?

    SIMロックされていないものであれば、通常中国のカードを入れても使えます。SIMロックされているものであってもいわゆる「ゲタ」を履かせれば使えます。この辺は中国の携帯ショップの方に聞くと詳しいでしょう。日本よりも安い価格でSIMフリー携帯にしてくれます。

    中国の携帯は日本でも使えるか?

    日本ではSIMフリーの携帯が高いので、中国で購入したものを日本で使いたいと思うかもしれません。それは可能なのでしょうか?

    そのまま日本のSIMカードを入れて設定を変えれば、可能な場合もあります。しかし日本では「技術基準適合証明」というものがついていない携帯は法律上、使用できないことになっています。

    携帯電話でOKのジェスチャーをする若い中国人女性。

    表現を覚えて中国語の電話を楽しむ

    電話に関係のある動作や状態を中国語で説明するのに、悩んだことはありませんか?途中で電話が切れてしまった、電波が悪い、などなど。

    今回は、ちょっとしたことの表現方法や言い回しを学んでみましょう。電話で話すのが楽しくなりますよ。

    電話の種類

    固定と携帯

    まずは基本から。家庭や施設にラインを引いて使っている固定電話は、中国語でも「固定电话gù dìng diàn huà)」です。

    それから、携帯電話は「手机shǒu jī)」です。このへんはお手の物ですよね。

    ではでも、二枚折りの携帯は「翻盖手机fān gài shǒu jī)」。直訳すると「ふたを開ける携帯」ですから、なんとなくイメージできると思います。

    スマートフォンは「智能手机zhì néng shǒu jī)」です。

    携帯電話の関連用語

    スマホで「めくる」という操作は「shuā)」で、「スマホをめくる」は「刷手机」。「智能手机」とせず「手机」と略しても、「」はスマホならではの操作なのでスマホとわかります。

    スマホのアプリは、「应用软件yìng yòng ruǎn jiàn:アプリケーションソフト)」、略して「软件」。

    下载软件xià zǎi ruǎn jiàn )」は「アプリをダウンロードする」、「安装软件ān zhuāng ruǎn jiàn)」は「アプリをインストールする」。この辺はパソコンと同じ表現ですね。

    電話での表現

    さて、次は表現です。

    携帯が鳴っているのに、携帯の持ち主は気づかずでないようなときは、

    nǐ shǒu jī xiǎng le

    你手机响了

    あなたの携帯がなっているよ。

    電話しても相手が出ないときは、

    tā/ tā bù jiē diàn huà

    他/她不接电话。

    電話にでない。

    hǎo jǐ cì gěi nǐ dǎ diàn huà,kě bù jiē le

    好几次给你打电话,可不接了。

    あなたに何度も電話したのに出ない。

    会社に電話する場合、大きな会社になれば公司总机(gong sī zǒng jī:代表電話)と分机(fēn jī:内線電話)があります。

    電話の相手の直通電話があれば簡単ですが、总机から内線でつないでもらうときは、なんと言えばよいんでしょう。

    nǐ hǎo,○○gōng sī ma? qǐng jiē sì èr bā fēn jī

    你好,○○公司吗? 请接9分机

    内線9番につないでください。

    それでは、会話の最中、突然電話が切れてしまったときは?

    diàn huà duàn le

    电话断了

    電話が切れてしまった。

    また、通信状態が悪く、相手の声がよく聞こえないときは、次のように言います。

    bù hǎo yì sī, tīng bù qīng chǔ, xìn hào bù hǎo

    不好意思,听不清楚,信号不好。

    もうしわけないのですが、よく聞こえません。通信状態が悪いようです。

    電話をもらったのに何らかの理由で相手でいないようなときは、

    bù hǎo yì sī wǒ xiàn zài yǒu jí shì,yī hùi er wǒ gěi nǐ dǎ gùo qù ba

    不好意思我现在有急事,一会儿我给你打过去吧。

    もうしわけないのですが、今急ぎの用事があるので、後でこちらから掛けなおします。

    さて、用件は話し終わりました。電話を切るときはなんて言って切りますか?

    何か約束事か相談事をして、「そういうことで」なんていうときは、

    nà me,zhè me zhe。wǒ guà le。

    那么,这么着。我挂了。

    じゃあ、そうしよう。電話、切るね。

    jìu zhè yàng, bài bài

    就这样,拜拜。

    そういうことで。バイバイ。

    これでOKです。

    shutterstock_561870079

    外出先でも便利!使える中国語翻訳アプリの選び方と注意点

    中国語をマスターするまでは、言葉の翻訳に苦労することでしょう。

    以前は電子辞書で調べながら一つ一つ翻訳するのが主流でしたが、今は翻訳アプリ(翻译软件:fānyìruǎnjiàn)が使われます。

    どんなときにどんな翻訳アプリを使ったらよいのでしょうか?

    適材適所の翻訳アプリ

    どの翻訳アプリを使えばよいかはケースバイケースで変わってきます。今日は次の3ケースで使える翻訳アプリを紹介しましょう。

    ※2018年6月の情報です

    dàgài de yìsijiùhǎoshí

    1,大概的意思就好时

    おおよその意味が分かればいいとき

    gēnzhōngguórénshuōhuàshí

    2,跟中国人说话时

    中国人と会話するとき

    dāngfānyì de gōngzuòshí

    3,当翻译的工作时

    翻訳の仕事をするとき

    携帯

    意味が分かればいいときの翻訳アプリ

    中国語の文章の大体の意味を知りたいときに使える翻訳アプリは、誰もが知っている「グーグル翻訳(谷歌翻译gǔgēfānyì)」です。

    素人目に見ても、この翻訳は正確ではないと分かりますが、おおよその意味は分かります。

    特にネット上の中国語やword・pdf・pptなどの電子的な中国語を日本語にするときはグーグル翻訳が無料ですし、コピーペーストも簡単なので便利でしょう。

    中国人と話すときに使える翻訳アプリ

    中国人と面と面に向かって話しているときに、使える翻訳アプリを紹介しましょう。

    外にはパソコンはありませんし、手入力も面倒です。そこで、日本語で話した言葉をそのまま中国語に翻訳し音声で発声してくれる翻訳アプリがあります。それが、

    yǒudàofānyìguān

    有道翻译官

    という無料の翻訳アプリです。パソコン版だけでなく、ios(苹果版:píngguǒbǎn)やアンドロイド(安卓版:ānzhuóbǎn)にインストール(安装:ānzhuāng)できるので、外でも使えます。

    発声した日本語や中国語をすぐに通訳し発声してくれるだけでなく、カメラ機能を使って写真に収めた中国語や日本語を文字として翻訳することもできます。もちろん手入力した文章も翻訳してくれます。

    日本語・中国語だけでなく世界中の主な言語はすべて翻訳してくれるので、外国を旅するときはぜひスマホに入れておきたいアプリでしょう。

    ただし翻訳レベルは、意味がどうにか分かる程度で、必ずしも正確な翻訳ではありません。

    翻訳の仕事をするときに注意する事柄

    最後に仕事として翻訳をするときに使えるアプリを紹介したいのですが、まずは中国語から日本語に翻訳するときに知っておいたほうがよい知識を紹介します。

    この知識がないといくら正確に翻訳したとしても、翻訳でお金をもらえません。

    翻訳を仕事としてするときには、単に正確に翻訳するだけでは駄目なのです。過去の翻訳例に則っていなければいけなません。

    翻訳のテスト

    たとえば中国語の次の中国語を日本語に翻訳するとします。あなたなら何と訳しますか?

    zàishànghǎijǔxíngměishíjié

    在上海举行美食节.

    在上海举行(zàishànghǎijǔxíng)は少し中国語を知っている人なら誰でも訳せます。「上海で~が行なわれる」となります。

    問題は、美食节měishíjié)です。

    日本語にも美食(びしょく)という言葉がありますし、~(~jié)という言葉には前につく言葉の「集まり」を指すので、ほとんどの人が「美食祭」と訳すことでしょう。この翻訳は間違っていません。

    しかし翻訳会社に訳文として「上海で美食祭が開催される」と提出すると、必ず訂正が来ます。なぜでしょうか?なぜなら翻訳は正確であっても、今までビジネス界の翻訳例で「美食祭」と訳された実例がないからです。

    アプリ

    美食节の訳し方と翻訳業者の必要アプリ

    実は正確な訳し方は普通の日本人はどんなに知恵を振り絞っても出てきません。そこで必要になるのが、翻訳業従事者必須の「翻訳ツール(高性能翻訳支援アプリ)」です。

    これは無料ではありません。正規の値段で買うと10万円もする代物です。

    有料の翻訳ツールを使えば、関連業界ですでに過去の翻訳された例から、適切な単語や文章を参照しながら翻訳します。

    これらの翻訳例検索は圧倒的な過去翻訳のデータ量が必要なので、無料の翻訳アプリにはできません。

    では翻訳ツールにかけると美食节měishíjié)はどう翻訳されるのでしょうか?

    上海でグルメフェスタが開催される

    となります。過去の翻訳者がそう訳したという理由だけで、他の翻訳に訂正の依頼が来ます。

    年々新しい単語は増えており、それに合わせて業界での翻訳例も増えていきます。仕事で翻訳をするのであれば、お金をかけて翻訳ツールを購入しましょう。

    忘れちゃいけないネイティブチェック

    どんなに優れた翻訳ツールを使っても、どんなに自分は中国語に熟達したと思っても忘れてはいけないのは「ネイティブチェック」です。

    外国に行ったときに、変な日本語を目にしたことがありませんか?それは外国人が機械で翻訳しただけで、日本人のチェックを受けていないためです。

    日本語を中国語に訳すときも、必ず中国人の先生や友人に自分の訳した中国語をチェックしてもらうようにしましょう。



    使える中国語をカフェで習得
    何度でも聞ける1対1レッスンはコスパ最強
    【先生を選んで、無料体験する!】

    開く

    この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます