オンライン中国語学習のメリットとデメリット:自分に合った学習法を見つけよう

    1. 中国語オンライン

    オンライン授業は近年急速に広がっている言語学習スタイルです。多くの人がオンライン授業を選択するのですが、それにはどんなメリットがあるからなのでしょうか?

    あなたが意外と気づいていないメリットも存在するかもしれません。

    オンライン中国語学習のメリットとデメリット:自分に合った学習法を見つけよう

    時代の変化に対応

    中国では流行病が蔓延しているときは素早く小学校でオンライン授業が採用されました。生徒は皆パソコンの前に座り、画面上で先生の授業を聞きます。宿題はメールで出され、メールで提出します。流行病蔓延期間中も順調に学校のカリキュラムは進行しました。

    日本の公立学校でオンライン授業を開始することはまだまだできませんが、日本も民間の言語学校ではオンライン授業を採用しているところも少なくありません。どんなメリットがあるからなのでしょうか?

    オンライン授業のメリット

    オンライン授業のメリットは以下のようなものがあります。

    shànyòng shíjiān

    善用时间

    時間の有効活用

     

    xuéxí huánjìng hěn ānjìng

    学习环境很安静

    落ち着いた学習環境

     

    kěyòng shìjué jiàocái

    可用视觉教材

    視覚教材を活用できる

     

    kěyǐ bǎochí shèjiāo jùlí

    可以保持社交距离

    ソーシャルディスタンスができる

    中国でソファに座ってラップトップコンピューターを使用している女性。

    時間の有効活用

    オンライン授業の最大のメリットは時間の節約です。

    通常の学校に行き授業を受けるスタイルで、1時間の授業を受けるために、どれくらいの時間を必要とするでしょうか?

    行き帰りの時間に加えて、外に出るために着替えなどの準備の時間も必要です。女性は化粧も必要でしょうし、良好な人間関係を保つために先生やクラスメイトとの授業前後の会話時間も必要でしょう。そう、半日潰れてしまいます。

    しかしオンライン授業の場合家で行なうため、ロス時間が一切ありません。他のことをぎりぎりまで行い、授業の5分前にパソコンを開けばもう準備完了です。授業が終わればすぐにパソコンを閉じ別の用事に移れます。

    落ち着いた学習環境

    教室での授業やカフェなどを利用した授業は結構雑音が気になるものです。学習塾は場所の有効活用のために教室と教室が密接している場合が多く、隣のクラスの授業は丸聞こえという場合が多いでしょう。

    カフェなどで行なう授業スタイルでも、隣の人の話し声が聞こえます。何と言っても日本では、自分の声が周りに迷惑をかけていないか心配で落ち着いて授業できないかもしれません。

    しかしオンライン授業なら一人だけの部屋でドアを締め切って行なうことが可能なため、そうした雑音を一切遮断できるのです。

    中国でコンピューターのキーボードで中国語を学びましょう。

    視覚教材の活用

    本ではなくパソコンを使うオンライン授業は視覚教材が使いやすいというメリットもあります。ヒヤリング能力を伸ばすためにネイティブスピードの生活会話やニュースを雑音なしで流したり、子どもの生徒にはアニメを使った授業なども可能です。

    画像や動画を使った授業はただ話すだけの授業よりも、注意力も保ちやすく、記憶にも残りやすいでしょう。オンライン授業ならそのような視覚教材を多用できるのです。

    ソーシャルディスタンス

    今までの授業スタイルでは、生徒や先生や少し風邪気味の場合、相手に感染することを考慮し授業ができないというケースもあるかもしれません。そのようなソーシャルディスタンスを保たなくてはいけない時、オンライン授業は有効です。

    人に移さないまでも体調が悪い時、雨の日など外に出たくない日でも、家で一人でネット授業なら受けたいと思うかもしれません。

    ソーシャルディスタンスが保てるなら、プライベートな事情にも対応しやすいので、オンライン授業はカリキュラムの定期性を維持するのにも貢献できます。

    今後広がりを見せるオンライン授業

    上記に述べたたくさんのメリットがあるゆえに、多くの言語学校は最近オンライン授業を採用しています。

    オンライン授業に興味がありますか?

    まずは学校に相談してみるとよいでしょう。融通性を持った授業プランを提供してくれるかもしれません。

    オンライン授業は近年急速に広がっている言語学習スタイルです。始めるかどうか迷っているなら、メリットだけでなくデメリットも知っておく事は助けになるでしょう。

    オンライン授業のデメリット

    えてして新しいモノを紹介する営業マンはその商品のメリットばかりを強調します。しかし賢い消費者は、メリットばかりでなくきちんとデメリットを調べて購入を決定します。

    オンライン授業は良い点ばかりが目に付くかもしれませんが、実際申し込んだ後にこのデメリットを考慮していなかったので、オンライン授業がうまくいかないと苦情になるのもよく聞く話です。

    デメリットも正しく理解したうえで、自分はオンライン授業に向いているのかどうか考えてみましょう。

    オンライン授業には次のようなデメリットが存在します。

    bùróngyìmíngbáiduìfāngshìshénmeyàng de rén

    不容易明白对方是什么样的人

    相手が何者かよくわからない

     

    xūyàodiànnǎojīnéng

    需要电脑机能

    パソコンのスキルが必要

     

    hěnróngyìshòudàowǎngluòdàilái de yǐngxiǎng

    很容易受到网络带来的影响

    ネット環境の影響を受けやすい

     

    jiāréngānrǎoshàngkè

    家人干扰上课

    家族が授業の邪魔をする

    これらオンライン授業でよくある問題を一つずつ見ていきましょう。

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    相手の素性がよくわからない

    中国から来た「百聞は一見に如かず」(百闻不如一见:bǎiwénbùrúyījiàn)ということわざは真実です。相手の肩書や経験などをいろいろ聞くよりも、実際に会って見たほうが多くのことが分かるというものです。

    オンライン授業でもある程度その声を聴き、ネット上の会話で接してみてある程度どんな人かわかりますが、やはり顔を映さないと少し不安な場合もあるでしょう。

    しかし学校が運営する世界のオンライン授業のほとんどは顔を映さないスタイルが主流となっています。なぜならのスクリーン上には自分や相手の顔ではなく教材を映し出す必要があるからです。

    デメリットだけではない

    さらに生徒側も顔を映さない授業スタイルならお化粧、部屋の片づけ、服装などの心配は一切いらず、プライベートも保たれやすいでしょう。先生と生徒が異性の場合でも、ビデオ機能をOFFにすれば余計な気を遣わなくても済むというものです。

    実際顔を映さなくても、声が聞けて発音のチェックさえできれば、言語を教えるのに何の問題もありません。

    学校によって差はありますが、オンライン授業の最大の特徴を生かすためには、相手がどんな人かわかりにくいというデメリットを受け入れる必要があるわけです。

    パソコンスキルの問題

    オンライン授業をしてみると相手の声が聞こえないという問題が良く生じます。

    これはほとんどの場合イヤホンが壊れていたり、イヤホンを差したものの、マイク端子に差していたりというパソコンスキル(电脑机能:diànnǎojīnéng)に起因するものです。

    ネット授業をするためのソフトウェアには画面共有機能、雑音を消すためのイコライザー機能、宿題を提出したり送ったりするときの添付機能などがあるのですが、ある程度のパソコンスキルがない人でないと使いこなせません。

    生徒がパソコンに弱い方だとオンライン授業が難しい場合もあるのです。

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    ネット環境の影響

    先生生徒側双方にパソコンスキルがあっても、ネット授業はネット環境の影響も受けます。光配線の家なら問題なくても、移動式wifiや携帯のデザリングを使ったものだと、時間帯によっては通信量が遅く声が遅延したり聞こえなくなったりします。

    パソコン画面上の教材が急に見れなくなったなどは、たいていこうした先生もしくは生徒側のネット通信環境に起因するものです。

    ネット環境の影響を受けずに授業するためには、家のwifiやスマホの通信など、一つのネット回線だけでなく、予備として複数のネット環境を揃えておくほうが安全です。

    家族の邪魔

    見落としがちなオンライン授業のデメリットは家族の邪魔(干扰:gānrǎo)が入ることです。

    親が授業していると隣で子供がわめき始めて授業が中断することもあれば、その逆でオンライン授業に興味津々な子どもが中国語の先生に「hello~」と英語で話しかける場合もあります。可愛いのですが、しばらく先生も生徒の子供の相手をすることになり授業は中断されます。

    問題が生じることは多くない

    今日考えたのは世界中のオンライン授業現場でよく起きている問題です。といってもこうした問題が生じることは多いわけではありません。ほとんどのオンライン授業は世界の裏側の人とでも問題なく行われています。

    メリットとデメリットをよく考慮したうえで自分はオンライン授業を始めてみれるかどうか決定しましょうね。

    中国語オンラインレッスンの様子はこんな感じ

    オンラインレッスン(在线课堂:zàixiàn kètáng)に興味があるものの、なかなか踏み込めない人は少なくありません。

    しかしオンラインレッスンというのは思った以上に敷居が高くないのです。中国語のオンラインレッスンは、どんな感じで行われているのでしょうか?

    オンライン授業の歴史

    オンライン授業(在线上课:zàixiàn shàngkè)も時代に沿って変化しています。はるか前にはそれこそ外国人の授業を受けるために、高い国際電話料金を払っていたかもしれません。

    しかしインターネットが普及しだすと同時に、Skypeを使ったオンラインレッスンが主流を占めるようになり、いまでもオンラインレッスンでSkypeはよく用いられています。WIFI環境さえあれば、その他の通信料金を払わずにオンラインレッスンが受けられるようになっているのです。

    しかしオンラインレッスンができるソフトウェアはSkypeだけではありません。今急速に増えているのはZOOMを使ったオンライン授業なのです。

    ではどのようにZOOMをつかったオンライン授業が行われているのかのぞいてみましょう。

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    ZOOMを使ったオンライン授業

    ZOOMは以前はあまり知られていないソフトウェアでしたが、コロナウィルス(新冠病毒:xīnguān bìngdú)で自宅待機が促された期間に、急速に世界中に広がったソフトウェアです。実はオンライン授業にとても適しています。

    どうしてZOOMはオンライン授業に適しているのでしょうか?3つほど理由を紹介しましょう。

    kěyǐ gòngyòng huàmiàn

    可以共用画面

    画面共有ができる

     

    ruǎnjiàn de chǔlǐ sùdù bǐjiào kuài

    软件的处理速度比较块

    ソフトの処理速度が比較的早い

     

    tóngshí duō rén nénggòu cānyù

    同时多人能够参与

    同時に多くの人が参加できる

    ZOOMを使ったオンライン授業の様子

    ではこれらのメリットを生かして、ZOOMでのオンライン授業が実際になされているのか様子を見ていきましょう

    ZOOMの準備

    生徒はまずZOOMをインストールし、立ち上げます。学校または先生から配布された「ZOOM ID」と「パスワード」(密码:mìmǎ)を入力します。入力すると参加待機となり、しばらくして学校または先生が入室を許可すると教室に入ることができます。

    すでに先生や大人数のクラスの場合他の生徒たちが見えることでしょう。

    「スピーカービュー」というところをクリックすると、現在話している人の顔が大画面で映るようになります。

    授業開始

    さあ、時間になり授業開始です。どんな感じでしょうか?

    先生(老师:lǎoshī)が話し出すと、先生の顔が大きく映ります。先生は「画面を共有する」の機能を使ってPPTなどで作られた教材を映し出してくれます。こうなると先生も自分も他の生徒も顔は映りません。授業に集中しやすいでしょう。

    先生のパソコン上のポインタの移動もそのまま映し出されるので、映し出された教材のどこに注目したらよいかも生徒たちは一目瞭然です。

    途中先生が生徒に質問します。誰かが答えるというときZOOMには便利な機能があります。「手を挙げる」という機能です。

    ZOOMの「手を挙げる」という部分をクリックすると、「参加者」欄に手を挙げた人が上から列挙されます。先生がその中から指名できます。自分が指名を受けたなら、「ミュート」を解除して発言できます。

    まるで学校の教室にいるかのような臨場感をZOOM授業で味わえることでしょう。

    OK

    オンライン授業は慣れてしまえば

    もちろん新しいソフトに順応するのには少しの時間がかかります。しかし一度授業を受けてしまえば、ほとんどの人は2回目からは全く問題なく行えることでしょう。

    Skypeにも画面共有機能がありますが、処理速度も臨場感も勝るのはZOOMです。言語学校によってはさらに授業に適した独自のソフトウェアを用意している会社もあるかもしれません。

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