中国グルメ・食文化

中国で火鍋を食べる前に知らないと怖い事

四川に行ったら必ず食べておきたいのが、火锅(huǒguō)です。ある人にとっては病みつきになるほど美味しい火鍋ですが、日本人が初めて食べるときは注意が必要です。

どんな火鍋のお店で、どのように食べたらおなかを壊さずに済むのか、その秘訣を伝授しましょう。

火鍋とは?

火鍋というのは、中国四川の代表的な食べ物で、牛の油と唐辛子(辣椒làjiāo)と山椒(花椒:huājiāo)をベースにしてつくったスープ(tāng)の中に、お肉や野菜、海鮮などを入れて食べる鍋料理です。

とにかく食べたら口の中がビリビリするほど辛いのが特徴で、体中が暑くなり汗が出てきます。辛いのが好きな人は美味しくてたまらない食べ物でしょう。

辛いのが苦手な人も食べられるように白汤(báitāng)と呼ばれる唐辛子が入っていない塩味ベースのスープを選ぶこともできます。

「辛いスープから取り出した具材をごま油につけて食べる」というのが正式な食べ方です。

中国人にとって鍋と言えば火鍋なので、日本の「すき焼き」のことを中国人は日本火锅(rìběnhuǒguō)と呼びます。

日本人が火鍋を食べる前に飲むものとは?

火鍋は油から取り出したものを、油につけて食べるというものです。美味しいのですが、初めて食べる人の胃腸はほぼ確実にダメージを受けます。

そこでお勧めは酸牛奶(suānniúnǎi)、つまり「ヨーグルト」を事前に飲んでおくことです。

不思議な事にヨーグルトを先に飲むと胃にヨーグルトの膜ができて唐辛子や油によるダメージを防いでくれます。ぜひ参考になってください。

安全な火鍋と安全でない火鍋

四川地方にいくとたくさん火鍋店があります。しかしどこも一緒ではありません。同じように見える火鍋でも、入るお店を間違えてしまうとあとあと後悔します。

入ってはいけない火鍋店を中国語で3つ紹介しましょう。

客人少

(kèrénshǎo)

漢字を見ればわかると思いますが、「お客が少ない」火鍋店は入らないほうがいいでしょう。

中国には「食材が新鮮ではなくなったので廃棄する」という概念はありません。よってお客が少なく回転率の悪いお店は、お肉にしても海鮮にしてもかなり古い食材を出されるリスクが高いでしょう。

お腹を壊さないためにはある程度お客がいる回転率の良い火鍋店に入りましょう。

客人太多

(kèréntàiduō)

これも漢字を見れば意味がわかるでしょう。「お客が多すぎる」火鍋店も実は要注意です。高級店ならお客が多くてもいいのですが、高級店ではないのにお客が多い火鍋店には普通理由があります。

高級店ではないのにお客が集まるお店の場合、日本だと「味がいいからだろうなぁ」と感じるかもしれません。中国でも味がいいのは間違いないのですが、実はプラスアルファの危険な要素があります。

中国の火鍋店でお客が多いのは、リピーターが多いためです。ではなぜたくさん火鍋店があるのに、一つのお店のリピーターになってしまうのでしょうか?それは病み付きになるあるものを入れているからです。

【火鍋に入っている危険なもの】

庶民の火鍋店でお客が多すぎる所には、中毒性の起こさせる「アヘン」(鸦片:yāpiàn)が入っていることがあります。

でもアヘンは頭痛を生じさせるので「頭痛薬」(头痛药:tóutòngyào)も配合し、さらに胃も痛めるので「胃薬」(胃药:wèiyào)も鍋の中に配合しています。

中国人はもちろんこれらの事を知っているのですが、とにかくその火鍋を食べると幸せになるのでリピーターとなります。

老火锅

(rǎohuǒguō)

老火锅というのは火鍋の総称で、老火锅の看板を掲げているすべてが危険なのではありません。

しかし文字通り(rǎo)、つまり「以前からの引き継がれた味を守っています」というような火鍋店があります。そういう老舗店が危険なのはなぜですか?

お客さんが使ったスープを次のお客にもそのまま使うことが日常的に行なわれていることがあるからです。

でも火鍋は直接ハシを入れて食べるものですし、お客の中には肝炎の方もいることでしょう。絶対に衛生面で問題があります。

どんな火鍋店だったら大丈夫?

結論として日本人が食べても大丈夫な火鍋店は「お客の多い高級なチェーン店」ということになります。

一般的に個人経営の火鍋店よりもチェーン店のほうが衛生管理がなされていますし、どのチェーン店でも同じ味が出せるように、スープの使いまわしは行なわれません。

それでも地元中国人が「ここの火鍋はうまいから!」と連れて行かれるなら、お腹を壊す覚悟をしましょう。

しかし日本人だけで火鍋を食べるのなら、必ず値段が高めの火鍋チェーン店に足を運ぶことをお勧めします。

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