文化・習慣

これほど違う、中国の端午の節句

日本では5月5日の端午の節句にちまきを食べるという習慣がありますが、この端午の節句にちまきを食べる風習は中国から来たものです。

ですが時代の変化とともに中国の本来の端午の節句と日本の端午の節句では大きな違いが生じています。

日本の端午の節句

日本では「単語の節句=こどもの日」でしょう。特に男の子の日となっています。祝うのは5月5日です。

習慣としてはこいのぼりや武者兜などがあるでしょう。食べ物としてはちまきだけでなく柏餅を食べる習慣もあります。

中国の端午の節句

つづいて中国の端午の節句です。中国語では端午の節句を端午节(duānwǔjié)と言います。

端午の節句は春节chūnjié)・清明节(qīngmíngjié)・中秋节(zhōngqiūjié)と並んで中国の4大伝統祭日に並べられるほど重要な祭日に数えられています。

中国で端午の節句を祝うのは太陽暦の5月5日ではありません。いつ祝うかというと、

měiniánnónglìwǔyuèchūwǔ

每年农历五月初五

毎年旧暦の5月5日

日本では正月も太陽暦で祝いますが、中国は旧暦に春節として祝います。同様、端午の節句も中国では旧暦で祝うので、太陽暦に換算すると毎年違う日付となります。

旧暦の5月5日は太陽暦だと2018年は6月18日、2019年は6月7日になります。

中国でも端午の節句にはちまきを食べます。中国から伝わってきた祭日ですから同じ習慣があるのは当然ですね。

中国の端午の節句で行う意外な行事

しかし端午の節句に中国人は日本人からすると理解しがたいある行事を行なうのです。それが…

sàitǐng

赛艇

ボートレース

そしてちまきを食べるのです。なぜ中国人は端午の節句にボートレースを行ない、ちまきを食べるのでしょうか?実は、この風習には興味深い逸話があるのです。

なぜ端午の節句でボートレースとちまき?

端午の節句は元々は、中国国家への忠節を示した有名な詩人で屈原(qūyuán)を偲ぶ祭日です。

この詩人は、仲間の陰謀に遭い川で自殺します。川で彼の身体が魚たちに食べられてはいけないと考えた同志たちは船で川に出て、水をバシャバシャとたたき魚を追い払います。

さらに同志たちは、魚たちが屈原(qūyuán)の身体を食べたくならないように大量のちまきを川に投げ込みました。

なぜ魚に食べさせるはずのちまきを人間自身が食べるようになったのか?

なぜ水をたたくために船で川に出る習慣がボートレースに変化したのかは謎ですが、由来は上記のようなものです。

日中の端午の節句の違う点

日本人には中国の端午の節句はおかしいと批判する立場にいません。なぜなら日本の行事は元はといえば中国からすべて伝わったものだからです。

こいのぼり、武者兜、柏餅などは、端午の節句という祭日の習慣が日本に伝わった後、日本の歴史に沿って加わっていった習慣です。

学べる教訓は?

言うまでもありませんが、端午の節句の習慣はヨーロッパ、アメリカ、アフリカ諸国にはありません。アジアの中国近辺諸国の習慣なのです。つまりヨーロッパ諸国からすると中国と日本は非常に似た国です。

今日学んだ祭日の習慣だけではありません。肌の色も、漢字や箸を使う点も、中国と日本そして一部の国だけの特有の習慣なのです。

私達は似たもの同士ですから、もっと理解しあって一緒に行事を楽しめるといいですね。

今回の中国語での表現は、覚えられましたか?(中国語を150%活用するために)

口に出して何度も読んでみるとしっかり覚えられますよ。

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